堀祥三

教育に携わっています。 教育に関すること、心理学に関することを発信していきます。ですから、記事は「教育関係者向け」「保護者向け」「全ての人向け」というように分けて書かせていただきます。 皆様の生活に少しでもお役に立てればと思います。 どうぞ、よろしくお願いします。

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子どもたちの不適切な行動 〜段階に分けて〜

アドラー心理学に基づいて考えると、子どもたちは、所属の欲求を強くもっており、所属することを目的にさまざまな行動をする。 アドラー心理学に基づくと、子どもたちは所属の欲求を強く持ち、さまざまな行動をとって所属を求めます。本記事では、「所属の欲求と子どもたちの行動」、「不適切な行動と所属の追求」、「簡単な方法と社会的な問題」、「子どもの良好な人間関係の築き方」というテーマについて解説します。子どもたちが所属を求める背景や理由についても触れ、さらに、所属の欲求が不適切な行動につな

    • 「魔法の一言」のウソ

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         皆さんは、東井義雄先生をご存知でしょうか。東井義雄先生は、兵庫県出生の学校の教師でした。生活綴り方教育を基軸に、兵庫県の山村の田舎で行われた実践がSNSも無い時代に、全国区で有名になった方です。その実績が認められて、広島大学からペスタロッチ賞という名誉ある賞をもらっています。その東井義雄先生のご活躍を少しだけ紹介します。 1 校長として最後の学校、八鹿小学校にて  東井義雄先生は、養父市立八鹿小学校にて最後の校長職に就き、8年勤めたあと、定年退職しています。校長としての

        • 劣等感を抱えている人へ

          劣等感は悪いものか  今多くの人が、いえ全ての人が、劣等感を抱えながら、生きているのではないでしょうか?  人が劣等感を持っているとき、「どうせおれなんか何やってもダメなんだ」とか「おれはあいつより劣っていてダメなやつだ」などと思い悩んでしまう人もいるでしょう。その悩みを解消するための一つのヒントを与えてくれるのがアドラー心理学です。

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