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大人も子供も楽しいアート本
この夏、何年振り?!にヨーロッパへ旅行できそうなので、子供が生まれてから買った、美術本を引っ張り出してきました^^10歳、6歳姉妹なので、レベル別に3冊ご紹介です!
初級編:フィレンツェ 美術の世界で遊ぼう
これは、フィレンツェに行った時に、ミュージアムショップで購入しました。かわいいイラストと、「今何が絵の中で起こっているか」がやさしいことばで解説されていて、持ちやすい小さいサイズもあって、子供たちのいちばんのお気に入りです!
中級編:美術ってなあに?
こちらもキッチュなイラストに、「アートって、どうしてはだかの人だらけなの?」といったキャッチーなタイトルで、気になるところから読めるのが楽しい本。そして、時系列に縛られず、たとえば、「点描」という観点から、草間彌生、スーラ、ロイ・リキテンスタインが集められていたり、「完成とは」という観点からダ・ビンチとゴンザレス・トレスを並べたり、古典と現代アートが織り交ぜられながら解説しているのが特徴。こういうスタイルは、意外にない気がして、大人でも楽しめると思います。
上級編:西洋美術史を変えた名画150
こちらは一転、壁画時代からピカソなどの近代美術まで、時系列でその作品がアートシーンにどう影響していったのかが端的にまとめらている本。絵画の写真が大きめなので、ぱらぱらっとページを捲るだけでも、その時代のうつりかわりを感じることができますし、150枚中の番号が振られているので、時代の中での立ち位置が分かりやすく、ひとつひとつ読み解いていくのも面白い、よくできた本だと思います。
番外編:ニューヨーク美術案内
「美術館に行ってもつまらない、オーディオガイドの声はどうしてあんなに冷たいのか?」と、芋焼酎ロック片手に作家の野地さんが問いかけた相手は、世界的に活躍する画家、千住博氏。答えて曰く、「昔は私もつまらなかったですよ、でも美術館にもまた楽しみ方があるんです。」
そうして、NYの美術館を二人で歩くことになり、、ピカソから、現代アート、彫刻、美術館そのものも「おお、こんなふうになっているのか!」と言いたくなるような見方が、一冊にまとめられています。
この本は、出会って以来繰り返し繰り返し読んでいる大好きな本。そろそろ長女も読めそうなので、これは渡してあげようと思います!
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