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賛同者を探せ!!
自分は自分なのだ。
他人と好みが違っていても構わない。
という大前提がありつつも。
大多数に人気があるものに、まるで賛同できない自分が時々怖くなる。
だって、そうでしょう?
人間はそうやって多数決で生き延びて来たんだから。
このキノコは美味しいけど毒があるから食べちゃいけない!
賛成した人は生き延びた。
反対して毒キノコを喰らった奴は淘汰された。
この魚は見た目はブキミだけど美味しいし栄養もあるから食べよう!
賛成した人は生き延びた。
反対してブキミ魚を食べなかった奴は、栄養不足で淘汰された。
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高価すぎて食べずに淘汰される奴も?
火は怖いけど野獣が近づかないし、何より火で肉や野菜を焼いて食べると美味しい!
賛同しない奴は……
とりあえず淘汰されるんだよ!!
わかっているよ。
でもそれでも、たまに言いたくなっちゃうんだよ。
賛同者はいないかと、試したくなっちゃうんだよ。
バッシング覚悟で言う。
賛同者いて欲しい。
まずは軽く……
シャインマスカットって不味くね?
巨峰の方が美味くね?
どうもあの高価な緑のぶどうを食べるたびに、騙されてる気がしてならない。
皮ごとシャクシャク食べる?
そもそもぶどうの歯ざわりはシャクシャクじゃないでしょう!?
やわやわと指先や唇で皮に圧を与えて、トゥルンと飛び出す果実を口中に受け止めて、軽く噛んで果汁と共に嚥下する。
それがぶどうの楽しみじゃん!!
シャクシャクな歯ざわりって何よ!?
おまえは林檎か!?
それとも梨か!?
異様に高価なのも腹立たしい。
林檎や梨と大差ない値段なら……まあ、許さないでもないが。
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そしていきなり人間に矛先が向かう。
北海道民の希望の星である。
全道民のバッシング覚悟で言ってしまう。
今まで一度も言わなかった本音。
賛同者いて欲しい。
かつて「◯曜どうでしょう?」という地方局の番組がヒットした。
そんなに面白いのか!
と、期待して見たのだ。
……若い男どもがゲハゲハ笑ってる。
……ただひたすらにゲハゲハ笑う男どもの声が耳障り。
……何回か視聴に挑戦したけど最後まで見た試しがない。
とにかくあのバカ笑いに耐えられなかった。
まるで共感できなかった。
何が面白いのか全くわからなかった。
バカな男子が蛮行してるだけ。
そうとしか思えなかった。
女に共感を求めるのが無理?
いやいや、
「まあ、男の子がはしゃいじゃって。うふふ」
と母性溢れるタイプなら受け入れたかも。
あるいは、
「あら、若い道民が頑張ってるのね。おほほ」
と郷土愛に満ち溢れるタイプはどーんと受け止めたかも知れない。
というのは想像である。
何しろ私はあの番組の何が面白いのか一向にわからなかったのだ。
さーせん!!
と頭を下げるしかない。
いや、あの俳優さんが素晴らしいことは否定しない。
「鎌倉殿」は最後まで見ましたとも。
タレントとしても頑張っている。
紅白の司会だってした!
でも、あの出世作と言われる地方局のバラエティ番組は、訳がわからなかった。
誰かこの感覚わかる方いませんかー?
道民の皆様ファンの皆様どうか蹴らないで。
石投げないで。
美味しいカレーで許してください。
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スープカレーじゃないけど許して!
どっとはらい。