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アルバイトから4年で関東エリア責任者へ。創業6年目のホテル客室清掃ベンチャーで働くやりがいとは?

「アルバイトから入社した僕でも入社4年で関東エリアリードとして責任あるポジションに就かせてもらいました。しんどいことや、壁にぶつかることも沢山ありましたが、本当にやりがいを感じています。
年齢・経歴関係なく若いうちから活躍できるのが Edeyans。若くして活躍したい方、業界の変革に携わりたい方にとって、こんなに色んなことを学べて、正当に評価されて、やりがいのある会社はないと思います。」

このようにお話する清掃オペレーション部門、関東エリアリード(エリア統括:複数施設の責任者)の中出さん。
Edeyans 立ち上げ初期にアルバイトとして入社。入社4年目を迎え、着実にキャリアアップしながら活躍している中出さんのモチベーションやエリアリードの役割について伺いました。


入社まではミュージシャンとして活躍。

ーー Edeyans 入社前は何をしていたんですか?

大学卒業後、ずっとミュージシャンとして活動していました。
現在も活動を継続しながら、Edeyans で働いています。

ーー ミュージシャンから清掃オペレーションを提供する Edeyans へ。大きな転換ですね。

きっかけは Edeyans に勤めていた友人から誘われたことでした。
清掃は未経験でしたが、元々綺麗好きでしたし、客室清掃に取り組んでみるとすごく楽しくて、週3~4回シフトに入るうちにアルバイトから社員になっていましたね (笑) 

ーー 中出さんは Edeyans 入社までは正社員未経験でしたよね。なぜ Edeyans でアルバイト→正社員になったんですか?

当時、ミュージシャンとしての仕事はコロナ禍で行き詰まっていたこともあり、そんな中でやりがいを持てたのが Edeyans だったからです。

ステージでトランペットを吹く中出さん

ーー 当時感じていたやりがいとは?

僕は “1つの物事を突き詰めていく” のが好きなんです。
どうしたら速く・クオリティ高く・きれいに清掃できるのかを考えて、突き詰めるうちにどんどん改善されている実感を持てることがすごく楽しいと思いました。当時、清掃のやり方は誰も教えてくれなかったのですが(いまはきちんと教えます!)、動画で研究したり、試行錯誤していましたね。

ーー 正社員になってからはチームリード(一ホテルの責任者)を経て関東エリアリード(エリア統括:複数施設の責任者)を担当していると聞きました。いま責任あるポジションを任されながらも感じる Edeyans で働く意味とは何でしょうか?

コロナ禍で僕のミュージシャンとしての夢は一度敗れましたが、そんな時に僕を拾ってくれたのが Edeyans でした。そして正社員未経験で入社した僕にも色んな挑戦をさせてくれて、エリアリードにまでなれました。
だからこそ、これからも僕自身が成長することによって、Edeyans の成長にも繋げていくこと、そうして Edeyans が掲げる “業界を変えるミッション” を追いかけることは新しい僕の夢だとも呼べます。だからこそ、Edeyans で頑張りたいんです。

エリアリードのマネジメントは一清掃会社の社長レベル。
若くして多くの経験を積める環境。

ーー 中出さんは客室清掃オペレーションに関わる全ての業務を経験されてきましたよね。各ポジションのお仕事について教えてください。
チームリードとはどんなお仕事でしょうか?

まず Edeyans のホテル清掃オペレーションにおける組織図はこのようになっています。

各案件の組織構成

「チームリード」は、それぞれのホテルの清掃オペレーション責任者。
そのホテルで働く正社員・契約社員・アルバイトスタッフをマネジメントして、求められる品質・スケジュールで365日滞りなく客室清掃オペレーションを提供することが求められる役割です。

ーー チームリードを務めるために大切なことは何でしょうか?

まずはそのホテルごとに求められる清掃内容が異なるので、一通り客室清掃ができるようになることが大切です。ベッドメイキングのやり方から学んでいただき、あとは客室の中でどんなところが清掃でクレームになりやすいのか?を学びながら、清掃クオリティを一定に保っていたただきます。

ーー 清掃クオリティを一定に保つと言うと?

客室清掃において100点満点のクオリティで清掃すること、「決められたことを、決められた通りにやること」は当たり前。
例えば、清掃の手順、各部屋ごとに決められたアメニティを配置すること、髪の毛1本でも残さずに清掃すること、などは絶対に守らなければなりません。逆にそれができていないと、たちまち減点・クレームになってしまうのも客室清掃です。

その上で、宿泊するゲストがホテルステイに満足してくれて、ホテルから料金を頂戴する、それが Edeyans のやるべきことなんです。

ーー なるほど、決められたことを決められた通りにできるようにチームのスタッフをマネジメントすることが大切なんですね。

そうですね。
そのために、まずは自分自身がそのホテルでの清掃オペレーションを全て把握・習得した上で、未経験のスタッフにはベッドメイキングから教えたり、清掃マニュアルを作成したり、Edeyans で開発している「Jtas」(清掃指示書をデジタル化して清掃状況をオンラインで管理できる WEB サービス。清掃スタッフがスマホやタブレットを使って清掃オペレーションを行う)を使ってもらったり、シフトや原価管理をして、ホテルに期待値以上のサービスを提供できるようマネジメントしています。

ーー エリアリードの業務内容も教えていただけますか?

管轄するエリア全体で各ホテルの期待値を超えるサービスを提供し、それでいて利益も追求できるようマネジメントするのがエリアリードの役割です。

ーー サービスクオリティの担保としっかり稼ぐこと、両方が求められるのですね。

そうですね。
ビジネスなので利益追求は必要です。一方で、まずはホテル側からの期待値を超えるサービスを提供するのが第一優先。チームリードが予算達成に引っ張られすぎてクライアントホテル・ゲストの期待値を下回るサービスを提供しないように、エリア全体のマネジメントをします。

ーー その役割を全うする上で、大切にすべきことは何でしょうか?

エリアリードはホテルの期待にどのように応えていくのか、常にすり合わせ・判断が必要になるお仕事です。そのため、クライアントホテルの責任者との密な連携は必須。

ホテル責任者からも「明日の稼働率に対してクリーナーの数は足りていますか?」「他のホテルでこういう事故があったけど、Edeyans として対策はありますか?」など、様々なご連絡をいただくこともありますし、こちらからも懸念があればすぐにご連絡します。

ーー 各チームリードとの連携はいかがでしょうか?

各チームリードからの報告を取りまとめ、オペレーションを改善していくこともありますね。万一ホテルからクレームをいただいてしまった場合には、その原因と改善策をチームリードと確認して二度と同じ問題が起きないように調整したりもします。
他にも、適切な清掃オペレーション運営のためのサポートとして、チームリード以下全員の育成も行っています。

そのため、基本的にはエリア内のどこかのホテルには必ず出勤していて、直接メンバーとコミュニケーションを取ることも多いです。

そうしてEdeyans の清掃オペレーション力を底上げして、ホテルから高いクオリティの清掃会社として認めていただいた暁に、他のホテルをご紹介いただけると本当に嬉しいですね。

ーー チームリード、エリアリードに挑戦される中で、プレッシャーを感じることはなかったのでしょうか?

最初は全くプレッシャーは感じませんでした。
どちらかというと月日を重ねていくうちに、ホテルの方から受け取ったお金で、お部屋を作って納品して、その結果、Edeyans にお金が入って...というリアルなお金の流れが実感できるようになってから、いい意味でプレッシャーとやりがいを感じるようになりましたね。

平均年齢28歳のメンバーが活躍する

ちなみにエリアリードは関東エリアだけでも社員5~10名、アルバイト100名以上をマネジメントする必要があります。これだけ見ても、エリアリードは一清掃会社の社長レベルですよね。
決して楽な仕事ではありませんが、エリアリードを経験した先には色んなキャリアが開けると思います。

Edeyans のマネジメントとして大切なこと

ーー Edeyans において、チームリード・エリアリードに求められる素質とは何でしょうか?

① クリーナーさんとの関係性を積極的に作ること
② 新しい挑戦に積極的であること

ーー なぜ①クリーナーさんとの関係性作りが大切なんですか?

客室清掃は極端に言ってしまえば、責任者1人だけが頑張っても何もできないんです。
汗を流して、重たい物を動かして、髪1本も残すことなく100%きれいにする作業を、毎日毎日何十部屋とやっていくので大変なことも少なくありません。そして、それを実際に対応してくれているのが毎日出勤してくださるクリーナーさんです。

だからこそ、クリーナーさんとギブアンドテイクの関係を作って、クリーナーさんの力を借りて毎日滞りなく清掃オペレーションを提供するということが責任者の仕事だと思っています。

時には30〜40年客室清掃を経験してきたクリーナーさんをマネジメントする必要もあり、まだまだ若い僕らとしては試行錯誤することもありますが、根気よくお互いにリスペクトし合える関係になれるように、日々努力しています。

ーー ギブアンドテイクの関係性を作るために中出さんが心がけていることはありますか?

クリーナーさんにはそれぞれ、Edeyans に色んな期待があると思うんですよね。
例えば、お給料をモチベーションに働くメンバーもいれば、純粋に客室清掃が好きでもっと技術を極めたいメンバーもいます。だからこそ、それぞれのモチベーションを知って、その人が困っていればそれを助けますし、時には親身になってプライベートの相談に乗ったりとか、いろんな情報を提供したり、… 広範囲のことが含まれるかなと思います。
そして、「今日もお願いしますね」「今日もありがとうございました」と毎日1人1人にきちんと伝えること。関係性構築は1日2日でできるものではないので、地道に対応していく必要があります。

ーー ②新しい挑戦に積極的であることとはどのような意味でしょうか?

Edeyans の清掃オペレーションを語る上で外せないのが、デジタル清掃サービス「Jtas」を提供しているところです。
一般的にホテルと客室清掃会社の間には、まだまだ紙や電話でのコミュニケーションが多いのが現状ですが、「Jtas」は現場でスマホやタブレットを使って清掃指示書を表示したり、清掃状況を入力して一元管理できるサービスです。
Edeyans はこれまでに誰も取り組んでこなかった業界課題の解決に挑戦する IT ベンチャーでもあるので、エリアリードやチームリードとしては、「まずはやってみよう」と新しい取り組みに積極的であることを大切にしています。

ーー 最後に Edeyans に興味をお持ちの方にメッセージをお願いします。

仕事量は少なくないですし、いろんな年齢層・国籍・経験をお持ちのクリーナーさんが活躍しているため、現場のマネジメントの難易度も高いお仕事だと思います。でも、Edeyans で経験を積めば、どこの会社でも通用する人材になれることはもちろん、絶対にこれから Edeyans は急成長していくので、早いうちから入社してコアメンバーになっていきたい方には注目してほしい会社だと思っています。

平均年齢は28歳、会社は6年目。まだまだいろんな意味で若い会社ですが、それゆえに勢いがあり、一方で改善すべきこともたくさんあるので、日々目まぐるしいスピードで変化が起こっています。だからこそ、裁量権を持って経験を積んでいきたい人。他の人が10年かかるところを3年で経験を積んで、早く成長したい人なんかにはぴったりの会社だと思います。

もしこのインタビューを読んで興味を持ってくれた人は、ぜひ面談や選考でお会いしましょう!

ーー 本日は、ありがとうございました!

取材企画・協力 / 世界線株式会社

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