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100カ国巡った元バックパッカーが見出した、新たな旅。"4つの管理" で現場運営に挑むエリアリード。プレッシャーを超えるやりがいの源とは?(EDEYANS Interview)
プレッシャーよりも、やりがいを感じることの方が多いですね。
休む間もなく働く現場責任者の姿や、時に弱音を吐きながらも1日を乗り越えようと奮闘するクリーナーさんたち。
ひたむきに頑張るメンバーの姿を目の当たりにすると、心を打たれます。そして、「現場をよりよくしたい」という思いが自然と湧いてくるんです。
今回は、ホテル客室清掃事業のエリアリードとして活躍する榊原さんのインタビューです。
世界100カ国を旅したバックパッカーが、なぜ EDEYANS を選んだのか。 榊原さんのユニークな経歴と、 EDEYANS でのチャレンジについて語っていただきました。
榊原 明紀 プロフィール
大学卒業後、22歳から30歳までの8年間、バックパッカーとして約100カ国を旅する。20代前半には清掃業としてビルメンテナンス現場に従事。その後、ハウスクリーニング会社で3年間法人営業を経験。2023年、EDEYANS に入社。現在はエリアリードとして、関東圏の複数ホテルを統括する。
謙虚さと熱意に惹かれて。元バックパッカーと EDEYANS の出会い
ーー 榊原さんは、元々バックパッカーをされていたそうですね。
そうなんです。大学卒業後、22歳〜30歳までの8年間、バックパッカーとして世界中を旅しました。日本に帰国しては働いてお金を貯め、また旅に出るという生活をくり返していました。100カ国くらい訪れましたね。
ーー ということは、正社員として働くようになったのは最近ですか?
正社員としての経験は実は直近の4年間だけなんです。
バックパッカー時代に経験した清掃の仕事が、自分の性格に合っていると感じていました。そのため、正社員として働き始めるときも、その経験を活かせるハウスクリーニング会社を選びました。
そこでは法人営業部門に所属し、建物を所有・管理する企業向けに提案や見積もりを行っていました。
ーー 榊原さんが EDEYANS と出会ったきっかけを教えていただけますか?
転職を検討していたときに、「旅行・観光」と「清掃」をキーワードにネット検索したところ、EDEYANS がヒットしたんです。会社の情報を見て、すぐに「これだ!」と直感しました。
ーー EDEYANS への入社を決めた決め手は何だったのでしょうか?
「観光」と「清掃」に明確なビジョンを持って事業展開している点が、私のこれまでの経験とぴったり重なったことが大きかったです。特にホテルの客室清掃に関しては、前職で事業進出しようとしてうまくいかなかった経験があり、もう一度チャンスが巡ってきたと思いました。
さらに、面接で会った代表の片山さん、客室清掃事業統括の寿昌さんの謙虚さと熱意にも強く惹かれました。
2人とも熱い思いを持って仕事をされていながら、それを誇示するわけでなく、周りのメンバーへの感謝の気持ちを忘れない。そういう謙虚さが言葉の端々から感じられ、「あぁ、これが優れたメンバーが集まる理由なのだ」と実感したんです。
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“4つの管理” を通じて、クライアント、会社、メンバーの架け橋に
ーー お仕事内容について教えていただけますか。
CX エリアリードとして、関東圏にある複数ホテルを統括してマネジメントしています。 具体的には次の "4つの軸" で現場運営に取り組んでいます。
収支管理(売上高や粗利の課題解決、週次での改善策検討)
人材管理(離職率低下と生産性向上の環境づくり)
クライアント管理(要望の現場落とし込みと実現可能な範囲の明確化)
品質管理(日々の清掃クオリティ維持)
ーー 多岐にわたる業務内容ですね。
そうですね。毎日が新たなチャレンジばかりです。
ときには、4つの管理分野すべてに課題を抱える現場もあります。それらを同時進行で改善していくのは大変ですが、やりがいも感じています。
何より大切なのが、現状を的確に把握すること。私自身も現場でクリーナーと共に汗を流し、クライアントの声に耳を傾けることで、リアルな課題を掴んでいます。
品質向上や収益改善は必須ですが、会社としての方向性を示しつつも、クリーナーや現場責任者に過度な負担がかからないよう、バランスを意識しています。
ーー クライアントのニーズ、会社の目標、そしてメンバーの健康と幸せ。3者の間に立つプレッシャーを感じませんか。
プレッシャーよりもやりがいを感じることの方が多いですね。
休む間もなく働く現場責任者の姿や、時に弱音を吐きながらも1日を乗り越えようと奮闘するクリーナーさんたち。ひたむきに頑張るメンバーの姿を目の当たりにすると、心を打たれます。そして、「現場をよりよくしたい」という思いが自然と湧いてくるんです。
また、会社や上司から信頼して任せていただいていると実感する場面がたくさんあります。その期待に応えたいという思いが、私の大きな原動力になっていると感じます。
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EDEYANS のグローバル展開に、最前線で携わりたい
ーー EDEYANS のメンバーの印象についてお聞かせいただけますか。
みなさん、前向きで熱意のあるメンバーばかりで刺激を受けています。
そういうメンバーが集まってくる理由は、やはり片山さんの存在が大きいと思っています。
最初の面談から印象的でしたが、片山さんは「世界中の宿泊を支え、感動を生む」というミッションや、小さな清掃会社から始まった EDEYANS のストーリーを心を込めて話してくれました。
その思いは日々の行動や言動にも表れていて、片山さんの姿勢が自然とメンバー全体に伝わり、共感を生んでいるのを感じます。
ーー そういった熱意あふれるメンバーが集まる環境で、どのような人材が活躍できると思いますか?
まさに、ポジティブで未来志向の人ですね。自分たちで何かを成し遂げようという気概のある方が向いていると思います。
客室清掃業界は一般的にはメジャーではないかもしれません。けれども、だからこそ自分たちで新しい絵を描き、独自の価値を生み出せる可能性があると信じています。
メンバーの多くが「自分にもできるかもしれない」「自分たちだからこそできることがあるかもしれない」と考えています。
そういった思いに共感し、同じ熱量でチャレンジできる人をお待ちしています。
ーー 今後、榊原さんはどんな挑戦をしていきますか。
グローバル展開に携わりたいですね。以前のバックパッカー経験も何かしら活きるかもしれません。EDEYANS が海外進出する際には、現在の仕事で培ったオペレーション管理のスキルを活かしつつ、どんな形でもいいので最前線で貢献していきたいと考えています。
取材企画・協力 / 世界線株式会社