私の好きな要素しか詰まってない!/28冊目 小川糸 『ツバキ文具店』 幻冬舎文庫
始めに(読み飛ばしてもらって大丈夫です)
ご機嫌いかがですか?
見てくださって、ありがとうございます。
えだまめです。
はじめましての方は、はじめまして。
私の記事を楽しみにしてくださっていた方、一度でも見たことあるよって方、お久しぶりです。ただいま。
壮大でおおげさな書き出しになってしまいました。3週間ぶりの本紹介の記事です。
3週間前はちょうど誕生日でした。
この記事を投稿しました。
2週間前から、体調を崩しておりました。
故の3週間ぶりなのです。
体調は、今は大丈夫です。
病院に行くほどでも無い、でもSNSを除く元気も無い。頭が重いよー、首も重いよー、お腹がいつもより調子が悪いね!?と、このような「ちょっと体調がよろしくない」という状態が続いていました。
春なので、体調管理が難しかったこと。高校受験という大きなハードルを乗り越えた妹が全て終わった安堵からか、体調を崩してそれをもらってしまったこと。
これらが原因かな。
皆さんも、体調管理は難しいとは思いますが、ちょっとしんどいなと思ったら自分を休ませてあげてくださいね。
無理は禁物ですよ、えだまめとの約束!
手紙が同封!?
この本は、鎌倉で文具屋をしながら手紙の代書も行っている「ぽっぽちゃん」(本名は鳩子)の話です。
私は書道を長いことしていたからか、文字にこだわりを持っています。フォントとか、余白にもうるさいです。
「ここ、もうちょっとかすれてたらなぁ」とか、「この文字は右払いが生きる字だよね」とか。
つまり、筆跡フェチ(そんな言葉、あるのか?)みたいなところがあります。
言葉が好き。この、noteを書いている人達の文章を見るのも好き。でも、noteを書いている人達の筆跡も見てみたい!!(無理があります。)…と、まあ、熱量が高くなってしまうほどです。
この本の主人公のポッポちゃんは前述の通り、代書屋です。依頼された人が書いたような文字で手紙を書くのがお仕事です。
なので、一冊で何人もの筆跡を見ることが出来るのです!私のような、人の字を見るのが好きだよって人には強くおすすめします。
文房具がたくさん出てくる
noteを書いている人達、文字も好きな人は多いけれど、その文字を生み出す文房具も好きな人が多いような気がします。
かくいう私もそうです。文房具集めることって、楽しい。
ポッポちゃんは文具屋を営んでいます。代書を書く時も、インクやガラスペン、手紙や切手…。色々なメーカーの、色々な種類のものが登場します。
読んでいるだけで楽しい!!
個性の強い知り合いや依頼人
この話に彩りを添えるのは、隣の家のバーバラ婦人やこの辺り一帯で有名な「男爵」、代書の依頼人で全身カルピス模様のマダムカルピスなど…。そして、先代も。
まだまだ登場人物はいます。
だけど、みんな素敵なんです!
私は特に、バーバラ婦人と「男爵」が好きですね。
きっと、好きな人達に出会えます。
この本の続編、『キラキラ共和国』もおすすめです。ぜひ。
最後に
そして、この作品の舞台が鎌倉というのも良いですよね。行ったことはないですが、死ぬまでにはこの作品の聖地巡礼をしたいと思っています。
どうでしたでしょうか。
少しでも、魅力が伝われば幸いです。
あなたにとって、この本がお気に入りの1冊に仲間入りしていただけるなら、こんなに嬉しいことはありません。
あなたのおすすめの本、次に紹介する本の予想、この記事の感想などありましたら、ぜひコメントをください。待っています!
見てくださって、ありがとうございました。
また、木曜日にお会いしましょう。
えだまめでした。
Next article hint
次に紹介する本のヒントは
映画にもなっていた、辻村深月さんの本
です。