【換気コラム】CO₂(二酸化炭素)濃度が高くなるとどうなるのか
私は普段生活している時間の大半をご自宅や職場といった屋内で過ごしています。
室内で二酸化炭素が増加すると、パフォーマンスが悪くなり、健康にも悪影響が出てしまいます。今回は、室内の空気汚染を判断する1つの指針となる、二酸化炭素濃度について解説していきます。
【室内の二酸化炭素濃度の基準】
私たちが普段摂取している物質の約6割は室内の空気とされています。
日本の建築基準法では、室内の二酸化炭素濃度は1000ppm以下に保つことを望ましいとしており、その値より著しく二酸化炭素濃度が高くなる場合、人体の健康に影響があるとされております。
しかし昨今、十分な換気が行えず、不健康な室内環境で生活をされているご家庭が増加傾向にあるとされています。
【CO₂(二酸化炭素)濃度が高くなるとどうなるのか】
CO2(二酸化炭素)濃度が高くなると、人体にどういった影響を及ぼすかの資料をご紹介いたします。
このようにCO2(二酸化炭素)濃度が2,000ppmを越えたあたりより、頭痛や眠気、注意力散漫などの影響が出始め、3,000ppm近くになると、息苦しさも感じ始めてきます。
CO2濃度(二酸化炭素)は、マンションに住む一人ぐらいのかたでも、換気不足の場合、3,500ppmを越える数値まで上昇し換気扇、給気口を閉じきった場合、一晩で人体に影響が出るレベルにまで達するという結果が出ております。
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