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なぜ、ジョギングすると腰が痛くなるのか?

ジョギングは腰に良くない?

「腰が痛くなるのは、運動不足かな?」
→「よし!走ろう!」
→「走ると腰が痛くなるから走れない~」
→あきらめよう

こんな経験をしている人は少なくないはずです。


皆さん、とかく体の調子が悪い原因を運動不足にしてしまいがちですが、運動ってそんなに体に良いものとは一概には言えません。

むしろ、腰痛持ちの人にとっては運動はかえって負担をかけるストレスになることの方が多いです。

意外と多いんです、運動すればするほど腰痛がひどくなっている人って。

では、なぜジョギングするとかえって腰が痛くなるのかを解説していきます。


そもそも、なぜ腰が痛いのか?

腰が痛くなる大きな要因として、「腹筋と背筋のバランス」があります。

よく、腰痛持ちの人は「腹筋が弱いんだ」と言われていますよね。これは正確には間違っていて、腹筋が弱いというよりも「腹筋を使っていない」という表現のほうが合っています。

立っている姿勢は体の前と後ろの筋肉、大雑把に言うと腹筋と背筋(腰)で背骨を支えあうことによって維持されています。
この時のバランスは前後で5:5のバランスで支えあっているいるのが理想的です。

この状態だと腰痛にはなりません。


それが悪い姿勢、腰痛になる人に多いお腹を前に突き出した姿勢、になることで「腹筋を使っていない」状態になるのです。

これはもう、腹筋があろうがなかろうが関係ありません。自動的に姿勢によって、腹筋を使うか使わないかは変わってしまうのです。

どんなに腹筋がある人でも、お腹を前に突き出した姿勢になると腹筋を使えないのです。


この状態だと、先ほどの前後で5:5が理想的だったバランスが10:0になってしまいます。
腹筋が0です。すると、腰には2倍の負担がかかっていることになるのです。

これが腰痛の一番の原因です。


走ると3倍の負担がかかる

そんな状態の腰で走ったらどうなるでしょう?

一般的に走ると立っているときの3倍の負担が腰にかかると言われています。

立っているだけで、すでに2倍の負担がかかっているところに、さらに走ることによって3倍の負担がかかります。

合計すると、6倍の負担です!

それは、腰も痛くなりますよね。


これがジョギングすると腰が痛くなる理由です。

簡単に言うと、
「立つことも正しく出来ないのに、走るなんてもってのほかだ!」
ということですね。

まずは正しい姿勢で立てるようにすることから始めましょう。


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