2020～2021お仕事履歴更新しました

こんにちは、えこです！
自分のHPのお仕事履歴（ABOUTページですね）を更新しました！

​https://qidinfo.tumblr.com/about

約半年ぶりの更新ですが…半年間、いっぱい仕事したな！って思いました。
たった１行から始めた履歴…こんなに増えてよかった…（涙）
ここに載せてないけど進行中のお仕事もたくさんあります！　楽しみです！
ということなので、今日は5月からのお仕事の思い出話をちょっとだけしようと思います。

シナリオライティングのお仕事：作品ごとウラ話

「メンヘラちゃんとさいつよロリータちゃん」
詳しくはこちらのnoteで解説しているので割愛しますが、この作品を書くことで私は「ボイスドラマ」の書き方を学びました。
ボイスドラマは、セリフとSEでなるべくすべてを伝える必要があります。でも、この作品はほとんどそれができていません(笑)
めちゃくちゃ初心者の書き方をしてしまったな…！と思い、その反省は後述の「マリアロッド探偵事務所の事件簿」で生かしました。

「マリアロッド探偵事務所の事件簿」
ComeFlowerさんで書いたボイスドラマ２作目です。
「セリフを聞いていれば情景が浮かぶように」ということに気を付け、モノローグでの説明を最小限まで削りました。
また、この話のトリックは発表媒体特有の表現を使わせて頂きました。演技でカバーしてくださった声優さん、本当に感謝です…！
アフレコにもリモート参加させて頂きました。

このときに得た知見が「もしかして、私の書くセリフ、読みづらい…！？」（私の年収が低かった時の顔）でした。

反省点第2弾でした。このことも次回があれば生かします…。。。。

「四人の探偵　第1話」
名古屋のレーベルさんにお声がけいただき作成したオリジナルマーダーミステリーゲームです。
少しクラシカルな世界観で、明治な雰囲気に仕上げました。
私自身はこのお話をいただくまで実はマーダーミステリーゲームをやったことがなく、学びながら作っていった作品です。
まだ発売前なので詳しいことは言えませんが、キャラクターを強めに作ってあるので、ぜひなりきりまくってプレイしてみてください！
また、アマチュアのころからお世話になった方々に助けてもらった作品でもあります。自分の仕事ですこしでも貢献できたなら幸いです。

「ガーディアンズ・ミトロジア」
少しでもマダミスに興味があれば、ぜひプレイしてください。（強気）
私の書いた原作をとても楽しく遊べるようにゲームデザインして頂いていて、とても感動しました。すごい。本当にすごい。
ありがたいことにウズ様で遊べるゲーム中でもかなり好評らしく、貢献出来てよかったなぁと思っています。

note経由で来た面白かった仕事

ここからは、noteを介して頂いたお仕事や、シナリオライティング以外で参加した面白いお仕事です。

・書評のお仕事
南葦ミトさんの「ボウキョウ」の下読みをさせていただきました！
やわらかな文体と感性で綴られる故郷への想いと女性の人生の話です。時には手に汗を握り、時には涙して、ラストの展開にわあああ…と驚き…もう半年くらい前のお仕事なんですが、ずっと覚えているくらい素晴らしい小説です。ぜひ読んでみてください！

・卒論のインタビュー
学生さんからインタビューを依頼して頂きました。
自分の中で普段はなんとなく考えているだけの「シナリオメイキング」について、改めて考えるいい機会をいただけました。

・ゲームのスプリクト
「謎解きは親友と」という作品のスクリプト（ゲームの文字校正や演出を追加する工程）を、ほぼほぼすべてのシナリオで関わらせていただきました。
いつもは納品しておしまいのゲームテキストのその先を作るお仕事で、ある程度の指定は今までもしていたのですが、実際にシーン指定をして動かすことでいろいろな気づきがありました。
スプリクターさんに扱いやすいテキストを書こう！　と思うきっかけになった作品でした。

これからのお仕事

独立したのが去年の５月ですが、ありがたいことに１年間の間は毎月なにかしらの仕事を頂き続けることができました。
しかし、成果物としてあげられるものはほんの一部で、実はこの陰でたくさんのボツ作品があります。シナリオテストで落選したのも１度や２度ではありません。
最後の２人まで選ばれたのに、落選したこともあります。３か月をつぎ込んだ作品だったのでとてもショックでした…。

でも、そのたびに得ることはたくさんありました。シナリオや脚本に関わる人はみんな真剣で、面白いものを作ろうと日々頑張っています。
ほんの小さな規模の仕事でも、面白くない作品は見抜かれ淘汰されます。FB、話し合いを重ね、少しづつ面白くしていってもダメなときはダメ。
でもそれがクリエイターの仕事。頑張ろうねって励まされて、ここまで続けてこれました。

次は頑張ろう。前よりも面白い作品を書こう。

それだけが今の私の目標です。
次にABOUTページを更新するときは、もっとパワーアップできますように！
漠然とだけど、めちゃくちゃがんばります。