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遅塚 忠躬 『フランス革命 歴史における劇薬』 寸感

フランス革命を劇薬と捉えその観点から背景やメカニズムを解説し歴史的意味を考察している。
著者の情熱の伝わってくる良書だが物語性に乏しく、ややとっつきにくい。
人物、出来事をメインにしたのを読みたい方は安達正勝『物語 フランス革命』(中公新書)の方をおすすめします。
フランス革命と明治維新との比較で中江兆民の仕事を知ったのは収穫でした。

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