検索力が高い人の特徴を書き出してみた
先日、「芸能人検索チェック」というテレビ番組を見た。
芸能人たちが2人1組の6チームに分かれ、スマホを使って検索するスピードを競う、という内容だ。
「年齢が若いほど検索スピードが速い」という前提があるからだろうか、番組ではそれぞれのペアの平均年齢が紹介されていた。
しかし番組を見ていると、平均年齢が1番若いペアが必ずしも1位というわけではなく、高齢のペアが若いペアより速いこともあった。
そこで、検索力が高い人にはどんな特徴があるか、番組を見て私が感じたことをまとめておきたいと思う。
※記憶違いにより実際の番組の内容と少々異なっているかもしれません。
①語彙力が高い
ここでいう語彙力は「難しい言葉をどれだけたくさん知っているか」という意味ではない。
「知っている言葉をどれだけ適切に使えるか」という意味だ。
何かを検索するとき、そのものの名称を知っている場合を除けば、1つの言葉だけを入力してヒットすることはほとんど無いだろう。
例えば、メジロという鳥の名前を知らない人がメジロを検索しようと思えば、「鳥」という言葉だけでは当然ヒットしない。
「鳥 緑色 目の周りが白い」と複数の言葉を組み合わせることによって、メジロにたどり着くことができる。
番組では【写真に写ったものの正式名称を検索せよ】というお題があった。
検索スピードが速いペアは、写真に写っているものの特徴をすぐに複数の簡単な言葉で表現できていた。
逆に遅いペアは、1つの言葉で調べようとしたり、小難しい言葉を使っていたり、なかなか言葉が出てこなかったりしていた。
このことから、検索力が高い人は物事の特徴を簡単な言葉で表現する能力が高い、と言えるのではないだろうか。
②文章をきちんと読む
【上の野菜の正式名称を検索せよ】というお題では多くのペアがすぐに正解できていた。見た目が特徴的でブロッコリーに似ていて言葉にしやすかったのだと思う。
しかし、正解の正式名称が記載されているサイトに辿り着いても誤答するペアもあった。
この野菜の正式名称は「ロマネスコ」という。
ただ、ブロッコリーとカリフラワーに似ていることから「カリッコリー」という愛称もあるらしい。
検索して最初の方に表示されたサイトでは、まず「カリッコリー」という愛称が先に出てきて、読み進めると「正式名称はロマネスコ」という情報が記載されていたようだ。
いくら適切な言葉で検索して知りたい情報が表示されていたとしても、それを読み取ることができなければ永遠に情報を手に入れることはできない。
③自分の経験だけに頼ろうとしない
これは全てのお題を通して感じたことだが、検索スピードが遅い人は自分の経験を頼りにしていた。「これはどこかで見たことがある」「このグッズを料理に使うことは知っている」など、その記憶をたどってキーワードを出そうとしていた。
もちろん経験それ自体は財産であり、役に立つ場面は大いにある。
が、今回のように記憶が曖昧な場合は思い出そうと時間を消費するよりも、何も知らないつもりでまっさらな状態から取り掛かった方が圧倒的に早い。
以上、番組を見て私が感じた「検索力が高い人の特徴」を書き出してみた。
一日に使える時間は限られている中で、検索スピードは速ければ速いほど時間を有効に使えるため、私も検索力を高められるよう日々意識したい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?