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夢を語ろう

ある先生が「顧問」という言葉が
スキではないので「伴走型支援」と
言っているとおっしゃってた。
伴走とは走者のそばについて走ることだが
私もこっちのコトバの方がスキだ。
ちゅーわけで私が伴走型支援している
企業が経営理念を見直したいとのことで
社長達とオンラインで打ち合わせを行った。
「なぜ私は存在するのか?」
「私は何のために存在するのか?」
コレは哲学の領域である。
全く見当もつかない人も多いだろう。
答えられなくても全く問題ない。
この問いは人類が長い長い年月をかけて
自問自答し議論してきたことであり
いまだに答えの出ていないものである。
一方で企業はどうだろう。
「なぜその企業は存在するのか?」
「その企業は何のために存在するのか?」
コレは回答出来る方が良い。
企業とは外部に開かれたものだ。
オープンシステムとも呼ばれる。
外部から何のために存在しているか
常に見られているわけだ。
さらに内部からも見られている。
理想論的な話にもなってしまうが
究極、理念に共感出来ないならば
そこで働かない方が良い。
ストレスが蓄積するだけだ。
長くいればいる程ワクワク出来ずに
自分を押し殺しながら
生きていくことになってしまうだろう。
経営理念はとてつもなく
重要なものであることを説明した後は
今ある経営上の問題が
頭につきまとってしまったとしても
とにかく一旦それを忘れて
夢を描いて欲しいとお伝えした。
今度経営陣の2人でオフの日に
1日山へ行く計画をしていると言うので
そこで酒でも飲みながら腹を割って
全てを語り合っていただくことにした。
私は今回はそこに行かない。
経営理念は当事者が
まず考えることだからである。
何が出てくるか?
本当に楽しみだ。

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