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戻れる場所がある幸せ

人生で数回入院しています。一番長い入院は胆石で2週間。病院とは衣食住を全て委ね、医療サービスを受けて集団で暮らす場所。病院には週末も平日も関係なく、スタッフの方がいつも丁寧に点滴を変えてくれたり、ご飯を出してくれます。ビックリするほど親切でした。医療関係者の方はみなさん職業観が確立されています。

この1年「がん、脳血管疾患、心疾患」。急性期の疾患とがんの患者様の治療が思うようにできず心を痛めておられます。認知症の患者さんには家族との面会ができず顔を忘れてしまった方も多いそう。皆さん休みも関係なく24時間勤務で頑張っておられます。病院に入院しているときに、「週休2日で働いて、ゴールデンウィーク、年末年始のまとまったお休みがあるのは当たり前だと思ってはいけない」と心から思いました。

ゴールデンウイークあけに「もっと休んでいたかった」と思えるのは実はとても幸せなことなんだと思います。戻る場所があるからお休みが楽しかったのです。夏休み、春休み、冬休み、試験休みと休みが潤沢にあった学生時代と同じような感覚でいると「休みが当たり前」になるのですが、実は日本は他の国と比較しても祝日が多く休みが多い国と言われています。

コロナが落ち着いたら若いうちにニューヨークやシリコンバレー、韓国のソウル、上海などに旅してみてください。そこで生きる人の話を聞いてみてください。当たり前のように「成功したいのです」「お金持ちになりたいのです」と語ってくれます。「仕事があるのは当たり前じゃない」ので「成功は自分で掴む」感覚でいます。それを見てそれほど頑張りたくないと思うのも自由なので、ぜひ他国の同世代の生き方と働き方と見てきてください。

ゴールデンウイーク明けです。休みが終わったというよりまたいつもの日々がスタートするという感覚でいるとラクチンです。普通の日々は穏やかでいいのです。ゴールデンウイークはニュースでこんなに観光地に人が集まっていますとか、台湾は既にコロナが制圧されていますという画像を見て「うーーん」とプチストレスを感じなくて済むようになっただけよかったです。

五月病とはゴールデンウイークが終わったからなる憂鬱ではなくて、気候が不安定なことで自律神経が乱れる気象病。ストレスが多くて交感神経優位でも、リラックスし過ぎて副交感神経優位でも免疫が下がることもあるようです。気をつけてください。読んで頂きありがとうございました。早くまたカラダが慣れますように。



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