社内にはびこるズルメモ族の実態
会議中に下を向いてずっとずっとメモをとっているだけの管理職はいます。会話もしない。提案もしない。何も良くしようとしない人。一見愛想もいいし穏やかです。
但し何も考えないしなるべく仕事をしないで済まそうと画策する省エネタイプ。新卒や新しく中途には兄貴面とかしてランチに誘い「うちの会社は」的な評論家みたいな口調になりがち。
一見従順に見えるけど何も考えない手を動かさない「穏やかズル族」。スケジュールとか売上に余裕があるうちはいいのですが結果を問われるプロジェクトが来た時には「何も考えていない」「普段から勉強していない」ことに「アレレ」と社内が気づきはじめてしまうことがあります。
一見ニコニコ見える「穏やかズル族」は一緒のチームに入ると推進力がなくスケジュールは守らず、目標とかも作らないです。いつも内勤なのか外勤なのかがわからないようなスタンスで仕事をします。
しかし敵が少なく見えてそうでもないのが特徴です。上はそのズルさがわからないけれど下や同世代はそのズルさがわかってしまうのです。特に同性の同世代には実力がないので相手にされません。
若い時はこうゆう上司がきたら期待せず頼らずかつ周りには愚痴も言わずに放置が基本。タバコを吸いにふらふらと出かけてばかりの方でした。仕事に全く口を出さないのでイライラはしませんが戦力としてはノーカウント。省エネ族はノーカウントが望みなので思うツボな対応をしていました。直行直帰が基本のスタンス。今なら理由をつけリモートをやたらと口にするタイプかと。
人は環境の生き物。ズルい働き方、考え方は知らぬ間に引き継がれてしまうこともあります。しかも厄介なのはこのタイプ意外と昇進しがち。これは大企業病と言われる「何も考えない」病に近いかもしれません。
手を動かさずにリスクをとらない。仕事が来たらなるべくゆっくりやって間に合わなくなって周りが手を出してくれるのを待つ姿勢。周りは「またか」とうんざりしても多分注意はしないと思います。直らないと思うからです。徳って働き方に出ます。徳は思いやりと人間力。