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事象には原因有りを知る
タクシーの運転手さん曰く。「あおり運転はあおる側が悪いみたいになっているけど、俺たちは道路で見ていて大概はあおられる側が最初に原因を作っているんですよ。常識では考えられないほど危険な追い越しや車線変更。やたらクラクションを鳴らすだけでなく幅寄せする人もいますよ。あおり運転は勿論しつこくやってはいけないけど、あおられる側も反省しないと無くならないよね」と言っていました。テレビでやっているあおり運転の報道と現実は違うようです。あれは常習犯であり車を降りてまでは日常にはそれほどいないそうです。
子どもや歩行者に対してわざと寄っていく人もいて、許せないから警告している場合もあるそうです。トラブルは自分で起こしていることもあるのです。運転マナーが悪いヒトはいつもあおられていると思いますよとタクシーの方は証言されています
企業のお客様相談室の方に話を聞くと、自社のこととはいえ怒ってごもっともなこともあると担当の方は言います。一見、怒鳴り方や怖い言い方に目が行きがちです。そんな人をクレーマー扱いしてしまうと正しいことが見えなくなります。謝罪が必要なときは謝罪が必要。怒りには正義があることもあります。
人事のコンサルタントの方も同じようなことを言います。残業が多くブラック企業だから働き方を改善してほしいと訴える方の一部には、その方が効率が悪い場合も多々あるそう。全員定時で帰宅しているのにその方は周りの半分以下の作業量なのについていけていないのかもしれません。ブラックだと騒いでみたら原因は違うとこにあったようです
日常生活のトラブルは回避しながら穏やかに済ましたいのが私たち日本人の特性。しかし、いくら悪気はなくても命に関わることや道理に外れたことは許してはいけないのかもしれませんよね。世の中は正しく怒らないといけない時代かもしれませんね。倫理的にも道義的にもおかしいを伝えることはクレームではないから言っていいのかもしれません
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