愛淡々とこの身に染みて。落ち込まない働き方を学ぶこと
若い時は朝が起きられず、会社に行きたくないと疲れたの繰り返し。仕事が忙しくなると愚痴ばかり言っていました。サボり屋ではないですが淡々と仕事ができていませんでした。腹落ちという自分勝手な時間のために仕事を遅らせていました。
学校の卒業式は時期がくればやってきますが、仕事の卒業を決めるのは自分。若い時に振り回されるのは「もう嫌だ「もう辞めたい」「もう無理」「行きたくない」。こんな感情です。そして異動があったり、誰かが定年したり卒業するときに「あーーつまらない」「前のほうがよかった」「寂しい」「悲しい」という感情になります。
そして偉くなったらなったで「プレッシャーがきつい」「毎月数字を達成するのが無理」「経営者の言っていることがわからない」「パワハラと言われるから部下が怖い」「休みがちな部下をケアしないといけない」「メンバーのモチベーションが下がっているから飲みに行かないと」。こんな繰り返しです。
そして割とあるのが「現場が好き。マネージメント苦手。偉くなったから辞めたい」です。組織が大きければ大きいほどに無理な異動、転勤や昇進もあります。そうすると「前のほうがよかった」と言いながら知らず知らずのうちに無抵抗勢力になっていきます。
私は若いとき、仕事が忙しく思い通りにいかないのはなんでも会社のせいにしていました。そして自分がずっとやっていきたい仕事や長く続けたいクライアントに出会えて生き方や考え方が変わりとても楽になり落ち込まなくなりました。忙しいやできないを会社のせいにしていましたがすべて自分のスキル不足と覚悟不足と一番は周りへの感謝不足に気が付けた途端いろいろなものが好転しました。
腰掛け的に適当に働いていたから、家族のために命がけで働いている管理職のおじさんや、自分の会社を必死で守っている経営者の苦労なんてまったく気にもかけずに、25日になったら給料をもらって当たり前、会社が自分のために机やパソコンを揃えるのが当たり前でした。もっと払え的な感覚でいました。それが自分の意志でここにいると働けているのは周りのお陰と気づいた瞬間に目線が変わりました。それ以来仕事で落ち込まなくなりました。
やり続けたい仕事だと謙虚になれます。もっとできるようになりたいから学ぶ必要がありました。40を過ぎたら老害にならないように変化しながら進化をして、かつ30年以上続けている経験と自分のノウハウを誰かに引き継いていきたいと思います。
淡々と働けないのは周りと自分に期待しすぎるから。ヒトのせいにするからコントロールできないのです。ヒトと較べるから理不尽ばかりになります。落ち込まない生き方と働き方は愛をもち淡々としていること。物体は平が一番強いのです。心も同様上がったり下がったりしないほうが強いのです
目の前の起きていることを受けいれてしまうこと。考えても仕方ないことは考えないことで人生は変わります。性格は変わらないけど落ち込まないはトレーニングできます。
ヒトのせいにしないこと。ヒトに期待しすぎないこと。ヒトと議論しすぎないことです。否定しない肯定ペンギンになると周りを応援しながら応援されてくるから不思議です。肯定すれば愛淡々になれます。