優等生できたタイプに多い社会に出てから感じる「こんなはずでは感」を捨てる
仕事はそこそこで自分らしく働ければいいやと語れるのはある程度仕事を任せてもらえるようになってから。成長できる20代ではまずはよい指導者や先輩に出会い、その方を真似て、その方と一緒に働くを学びながらいつか空気みたいに働けることがよいと思います。
どんな仕事もスポーツや武道、麻雀同様に基本が大切。ルールを学び作法を学び、そこから技を磨いてください。最初はついていけなくても上手くなればなるほどに面白さや奥深さが見えてきます。「ふーん。そうだったのか」と「なるほど」という腹落ちを増やすことが成長に繋っていきます。
そして絶対に偉そうな話し方をする20代にならないようにしてください。その仕事を長く続けている人にリスペクトがないと、上司をバカにしながら誤魔化しながらできた風にして片づけがち。そして誤魔化しきれずに、いい加減な仕事がバレて居場所がなくなってしまうのです。
できる後輩が出てきたり、自分の数字を求められるとあっさりと辞めてしまうのがこのタイプ。仕事をみるよりも「自分ができて見えているか」にこだわってしまうのです。プチプライドを捨てられないと誤魔化しばかりに気持ちがいきます。新人など知らない人に威張るのは得意なのですが、仕事のできる人の前では借りてきた猫みたいになるのです
たまたまいい大学を出ていたり、たまたま新卒でいい会社に入った方のなかにはずっと優等生できたので、社会に出て「こんなはずでは感」が強くなってちょっとした壁で「会社が悪い」という他責になつてしまい学べなくなってしまうだけでなく誰ともうまくいかないことが起こります。
そうるすと「会社がバカだ」を繰り返して若手を扇動してよくわからない変なチームを形成してしまうのです。そこに入らないようにしてくてださいね。
若いうちは基本の型を教えてもらってください。努力と根性ではなく狙ってできないと意味ないのです。毎日120%のチカラを出していたらすぐに息切れします。仕事は駅伝の20キロのように走り方だけでなくペース配分、休憩の仕方、給水、自分の得意不得意を知ることから学ぶことが大切なんです。それが基本です。
メールやチャットがある今だからこそ会話で挨拶と報告連絡相談が大切。これが基本です。会話でできないと絶対メールが書けません。考えないと話せないし、話せないと書けないからです。
令和の今は体力をつけてAIを使いこなす知力をつけてくださいね。仕事ができるようになると上には上がいること愕然としてしまうのですがそれが面白いのです。面白さをみつけてくださいね。そして20代は上から伸びる手をつかんでください。それがチャンスカード。ひたむきに頑張る人にだけ伸びてくる手があるのです。その手をグンと掴んでください。