いい組み合わせを自ら作る方法
会社でいい人間関係が構築できない人の多くは①それほど関係性が悪くないのに人に苦手意識があるからつい遠慮がちになる②自分はここにいる人とは違うとどこかで馴染まない自分を肯定している③男性に多いのですが仕事の能力でつい引け目を感じて打ち解けられない。いずれかの場合が多いです。
性格は変えられませんが、同僚との向き合い方はいくらでも変えられます。起きている時間のほとんどを過ごす会社。ここの人間関係が良くなるといろいろ人生が好転したりします。同じ会社でたまたま出会った仲間。隣の人をまずは面白がって見てみると自分と違うところがたくさん発見できます。自分からみたら今は一線で活躍して見えない先輩たちがいてくれたから今の会社があるのです。そこだけでも感謝できるとよいですよね。
年も、生まれた町も、出た学校も、生き方も、顔も、服も、好きなものも違うのに同じ場所で働くのが会社の不思議なところ。会社はみんな違って面白い。みんな違って当たり前。みんな違っていい成果になるのです。それが「あいつはこうゆうところがある」と自分の価値観と違う人を排斥してしまう人は実は組織のガン。一見正義の味方に見える若いリーダーは意外といます。
お金や売り上げを見て仕事をするのは勿論正義ですが、自社の売上ばかり追っている人はクライアントの満足度やサービスの質にあまり興味がいかない人が多いことも事実。月末に帳尻を合わせる数字は必ず自分に還ってきます。そしてチームの誰かが無理をしたり犠牲になっていることもあります。モチベーションだけで数字は作れないのです。
若いうちは同期や後輩とつるむのではなくて、できるだけ年上の人と仕事のシーンだったりランチに行ったらいいと思います。組織間のリーダーシップとは上の人が考えていることや会社の方向が理解できていてはじめて評価されるもの。
いい組み合わせになるためには隣の席の人を好きになる要素を何個か数えるだけで十分です。。その要素が自分にないものだとしたらそれを受け入れてみて、できれば感謝できるといいですよね。また社内で話しかけたあと報告してもらったあとにに全て「ありがとう」とつけるようにすれば何がか変わってきます。小さいが大きな変化です。会社という組織にいることを楽しむことは違う人の能力を受け入れることからスタートします。