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20代で実務力をつけて長く働くこと

70代まで働ける人、40代後半から現場をなんとなくフェードアウトしちゃう人の違いは実務力。退職金も年金も昔ほど期待できないし、何よりも体力があるうちはぜひ働いていたいもの。20代から実務力をつけてラクに40代以降を迎えてください。経験が加味されて60代でピークになる精神代謝を武器に長く働いてください。55歳や60歳の定年ゴールなんてあまりに早い。幸せとは働いて誰かに必要とされること。働くことは楽しいのでぜひ続けてほしいと思います。

実務が弱い上だと、下が大変。社内のストレスの大半は、実務に弱い上司が下に指示を出していることにあります。現場に入らないで結果や数字を求めてしまう人が多いから周りはストレスになります。ジョブローテーションでいろいろな仕事を回ってから上にいった人の中にはベースがなく何が強いのかが、わからない人もいます

偉くなったら実務は下に任せて数字を見ていれば良いは大間違い。たくさん給料を貰う人がたくさん働くのは常識。欧米ではとっくにこう変わって来ています。そして後輩を応援する気持ちがないと成長できません。下ができたら考えるヒントを与え続けること、数字を伸ばせるように手を貸すことが仕事。ありがとうの質と量が生涯賃金。40代以降をラクに過ごすためには20代でスピード感と数字を把握するチカラをつけてください。自分ができないことは人に教えられないからです。

私には若いとき、もう一生分働かせてもらったという4年がありました。辛かったし毎日できない自分がみじめで逃げたかったけれどそのお陰様で今があります。任せてくれた周りやクライアントがいてくれたから頑張れたのかもしれません。このように60代まで楽しく働けているのはあの時代のお蔭です。

スポーツも仕事も基本が大切。長く稼ぐために長持ちする身体と心を20代から作ってください。教えてもらった分を人に還元すれば必ず自分の幸せに還ってきます。自分の強みも弱みも受け入れて実務力をあげてください。そして島耕作みたいに75歳まで働けるとよいなと思います


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