社内恋愛推進とキムタクドラマベスト3について
ネットフリックスでドラマ、ビューティフルライフがスタート。夜中につい見始めてしまいました。キムタクのドラマが始まったら見てしまうのは40代以上の日本人の性みたいなもの。私らの上の世代が石原裕次郎さんの日活映画を見たように私たちはキムタクのドラマを見てきました。
美容師、検事、シェフ、デザイナー、教師、パイロット、アイスホッケー選手。いろいろな仕事をしちゃうのですが基本カッコ良すぎてるが自然。型破りだけど優しい。育ちがよいが孤独。それだとわかっているのについつい見ちゃうのです。SMAPは役者としては超一流。特に中居くんの白い影や草彅くんの罠の戦争は名作。最終回泣きそうでした。
私のキムタクドラマベストワンは1997年の月9。ラブジェネレーションです。広告代理店が舞台。このドラマの主題歌は大滝詠一の幸せな週末。山口智子とのロングバケーションのテーマ曲。久保田利伸のLara Laラブソング同様にテーマソングがドラマと一体化してます。
広告代理店の制作から営業に不本意な配置転換をさせられてしまったキムタクの奮闘記。暗い設定でも特殊な環境じゃないのにキムタクが演じると会社のトラブルもドラマチックになるから不思議。キムタクと松たかことのやりとりが軽快。明るい月9の代表。キムタクの相手役は松たか子が一番好きです。おしゃれ社内恋愛ドラマです。
2位は今見ているビューティフルライフ。社会現象にもなったカリスマ美容師ブームを決定的にした2000年の日曜劇場。オンエアの翌年美容師志望校若者が2割増えたとか。キムタクがカリスマ美容師。常盤貴子が車イスの図書館司書。明るく軽口を叩き合う仲だが、実際は常盤貴子が難病を抱えていた。出会いから彼女が亡くなるまでの数ヶ月のドラマ。B'zのテーマソングを聴くたびに美容師さんたちを思い出してしまいます。最終回号泣しました。
3位はHERO。2001年の検事ドラマ、中卒ながら司法試験に受かり破天荒だが優秀な検事を演じています。阿部寛や小日向さんなど脇役も良いんです。おしゃれ検事かつ破天荒だから検事のイメージが劇的に変わりました。一話完結型だから良いんです。映画も好き。
カッコよいが孤独。なんでずっと一人で生きていく覚悟があったが仕事場で運命な人に出会う。働いた先に幸せになる。これらが平成ドラマ。最近は少し時代が変わりました。キムタクドラマは世相を反映するだけじゃなく確実に時代を作っていました。