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ずっと日曜日なら良いと考えていたけど

若いうちはずっと日曜日だったら良い時考えていました。それが平成に入ったくらいの日本の景気がまだまだよいときに広告代理店の制作に入ったときに、そんな甘い考えは断ち切られました。

全盛期のピンクレディが睡眠時間が3時間だったそう。広告代理店時代は、月曜日夜から木曜日の朝まで、3日で5時間だと数えたらピンクレディより寝ていない自分がいて、それ以降は睡眠時間のカウントはやめました。ハードワーカーでした。

ハードワーカーというより仕事が遅くて夜中まで会社にいる人だったかもしれません。一番のパワーをつけてくれるのは点滴。眠くなると隣のクリニックに行き点滴。年間休日は10日以下だったから、誰かと待ち合わせなんてとんでもないし、テレビを見た記憶がないほどです。

印刷の校正が上がるのは夜中の2時は当たり前。インターネットのない時代は広告や販促は紙の印刷がメイン。印刷の校正が上がるスケジュールが分単位だから自分では把握できず、営業の方がマネージャーのように、つきっきりで仕切って頂きました。彼がいなければ仕事は成立しませんでした。今も仲良しですが家族よりずっと一緒の時間を共にした戦友であり恩人です。20代後半から30代に差し掛かるときはとことん疲弊しました。

時間がないなりにまずは早くやる。工夫しながら仕事をすることを学びました。その会社を卒業してから数年後に私の後任の方と久しぶりにバッタリ会いました。その後ほどなくして過労死されたと伺いお葬式に出させて頂きました。頑張りやの彼のご家族をみるのが辛かったです。

働き方改革が叫ばれるずっと前の日本は、テレビなどのマスコミ、広告代理店などの制作の世界には1人24時間営業の世界でした。まだまだこうゆう会社はたくさんあると思います。よく聞きます。但し働きたい人もいるのに一律ダメというも考え物で、私の知り合いは残業とか言われたくないから自発的に業務委託に立場を変えたそうです。

ある同業の若い方から月曜日から金曜日まで会社に泊まりがあると相談を受けました。これが新卒の時から常態化しているそう。効率を考えても1日6時間は寝た方が良いです。ギリギリな仕事、続けていると自分も成長させてくれるかも知れませんが、半年くらいで実際は心からやられてしまいます。

ずっと日曜日はつまらないけど、平日頑張っているから日曜日が楽しいのです。仕事は楽しいけどきちんと寝てくださいね。平日も日曜日も同じ時間に起きるのが一番疲れないので。必ず寝てください。幸せのために。

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