仕事ができる人できない人
若い頃は自分が、役に立っているのか、評価されているのかがわからないから不安になります。経験が足りないので誰かに評価してもらいたいのです。
例えば私たちの業界では月給の3倍の粗利目標達成というのがあります。年収を12で割った月の金額に、健康保険の会社負分を加えて1.2倍。年収360万であれば月30万×1.2で36万。その3倍。月の売上ではなく108万の粗利が目標額になります。例えばアシスタントが1人いてその方が同じ年収であれば2人で月に216万以上粗利確保のゴールのために自分たちでスケジュールを立てます。年収があがれば目標値やチームメンバーの指導などの目標数値があがります。達成率により昇給が決っていきます。
若いと目先のラクばかりに目がいきがち。リモートでずっとラクチンで暇なところがいいと20代を過ごしていたら、何もできない自分に愕然とちゃうこともあります。やる気のある後輩にあっさりと抜かれてかつ居心地が悪くなってしまうこともあります。周りはどんどんと成長していて30前に不安になることもあります。パソコンの前で座っていただけで何もホンキでやってきていないから何がやりたいか、何が向いているがさえわからない軸がないから会社の人間関係ですぐにグラグラしちゃうんです。
周りから何がやりたいの?と聞かれ「ラクな事務がやりたい」と答えてしまうヒトは、周りの心の声が「何の❓」とピスタチオ的に白目剥いて聞かれちゃうかもしれません
20代から周りから任されて、30代以降に仕事ができるヒトと思われてください。仕事ができる人とはコトバの感覚がよく自分が何を求められているのかを理解でききる想像力のある人です。自分のタスクを期待以上のスピードでこなせて結果を出すために動ける人です。去年よりも今年とチャレンジを続けながら何よりも仕事を楽しむ人に対しては、若くても評価と報酬があがるようにしなければならないと思います。
会社の利益と成長。人材開発や採用に貢献度により年収が決まる時代になれば良いのにと切望します。そして定年制がなくなり75歳まで働ける時代がくることが待ち遠しいです。