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どのくらい稼ぎたいのかをイメージする

私は若い時から値段を気にしないで目の前の人にランチをご馳走するくらい稼いでいたいと願っていました。私がたくさんの年上の仕事仲間にしてもらったように。それと出張の新幹線に乗るときに混んでいたらグリーン車に変更できたり、急いでいたら都内ならタクシーに迷いなく乗れるくらいは稼いでいたいと思っていました。やそれは今もあまり変わりません。あと医療費です。入院したときの個室の差額ベッド代が払えるくらいは稼いでいたいと願っています。

昭和の最後はモノ欲がみんな炸裂

今から40年前の昭和のOLは冬になると毛皮を着て会社に通勤していました。手取り10万そこそこなのに無理をして友人の結婚式には着物やドレスを新調したし、指輪も時計もやたらと欲しがりました。誰もが丸井の限度額のことばかり考えて生きていました。歌謡曲のルビーの指輪が流行るとアメ横のリーズナブルな宝石やさんにOLが集まりました。

バブルの時は夏は湘南、冬は苗場に

平成になりバブル時代を迎え今度は冬はスキー、夏はサーフィンやヨットに行くためのウエアも揃え、そこに行く車も買も必要でした。シビックやアコードというホンダ車が台頭しましたが、人気はジープやサーブなどの外車、ユーミンを聞きながら苗場に行き、山下達郎をかけて湘南に行きました。このときに不動産投資ブームが起こりました。博多や札幌にも投資用のワンルームマンションがバンバン建築されかつそこを都内のOLが見ないで普通に投資用に買っていた時代です。

平成中期温泉とハワイに

そして贅沢な時代が過ぎて国内外旅行ブームが起きました。湯布院御三家を真似た少し贅沢な箱根や伊豆の露天風呂付温泉旅館が流行り、連休にはハワイやグアムに。ワイキキに泊まり、バスに乗って郊外のワイケレのアウトレットに行って日本では手に入らないブランドのゴルフウエアやブランド物を買ったりしました。エステとネイル。たまにスパ。韓国ブームの時にはソウルに通いました。そんな40代を経て段々と物欲が減っていった気がします。

そして物欲が消えていく

そして50代になって欲しいのは穏やかな時間だけになりました。収集癖というのが全くないのでなるべくモノをもたず、しがらみも持たず、何よりも借金も持たずに生きていたいです。家は賃貸だし、免許はあるが運転はできないのでクルマも必要ないのです。喫茶店とカフェに何度か行けて、近所の散歩で豊かな四季が感じられて、穏やかな時間が欲しいというのも変わりません。お酒も全く飲めませんから高価なワインとも無縁。

趣味もなく、たまにジムと近所に散歩に行くくらい。洋服はシーズン前に決まったブランドで数点買うだけです。人間がアンティークだから着るものくらいは今年のものでないと悲しいからです。もっていのは無駄な贅肉だけかもしれません。利子ついていますが・・。

お金の価値観はヒトそれぞれ。年収を上げたいと思ったり、これくらい欲しいと思うよりも、具体的にこうゆう暮らしをしていたいと思っていると意外に叶ったりします。皆様が素敵に稼げるように祈っています。貯金というのはいくら貯めようと思っても貯まらないもの。遣う額が稼ぐ額を下回ると自然と貯まっていくものです。貯まるといいですよね。

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