持続可能な食糧問題を考える
昨日のNHKスペシャルはすぐそこにある食糧危機がテーマでした。たくさんの人が満足できる食事ができるようになる時代が終わりを告げようとしています。既に大豆ミートなど環境負荷の少なくかつ移動コストを削減する国産のものが注目されつつあります。しかしそれ以上にわたしたちの食べるものが贅沢になりかつ地球上の人口が増大し、追いついていません。またつい最近まで日本の主力産業であった農業と漁業従事者が高齢化のために人口が激減しています。日本の場合は農地はあるのに作り手が圧倒的に減っているのです。
近い将来は「何を食べるか」から「どこにあるのか」に変わっていくと思います。戦時中に着物と野菜を物々交換していた時代が再現されてしまうかもしれません。そうなったら食糧は値上がりして、今以上に貧富の差が出るのです。食糧が原因で争いも起こってくると思います。最近私にも「旅行業界で苦しい」とか「飲食でお店を閉める」という方と話す機会が多いです。同じ業界に行きたい気持ちはわかりますが、しばらくはマーケットが厳しそうです。だから「食べるを作る」仕事にもぜひ注目してほしいし、作りてという選択肢も視野に入れてほしいです。
持続可能な食糧問題。若い方は新しいアプリ「クラブハウス」で語ってみてください。インスタ映えがあるように相当「クラブハウス」映えする会話だと思います。特に若い方が、家庭を持つようになり、ご自身と子どもの世代が戦時中みたいに食べ物を取り合うような世の中になっていないことを望んでやみません。
当社は「食とヘルスケア」の専門マーケティングPR会社です。マスコミも消費者に対しても情報ニーズが高いので、それを繋げる仕事をしたいと思ったからです。何が食べたいかではなくて「自分のために何を食べたほうがいいか」「どう食べたらいいのか」に長年取り組んできました。単に痩せるとか安い、手軽、行列ができるや流行りだけではなくて、消費者の選択肢を広げるために、わかりやすく取り入れやすくコンテンツをたくさん世の中に提案してきました。
コロナ禍の今こそ、農業、漁業、そして医療・介護従事者への転職を国をあげて支援することを切に願います。そして専門代理店としてできることを一緒に考えていきます。読んで頂きありがとうございました。食糧問題はコロナ禍の先にあるとても大きな地球の危機。よかったらフォローしてください。ほぼ毎日更新しています。