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20代は誰にでも教えてもらえる夢みたいな時代だと30過ぎでわかる

40年以上前の日本はまだまだOLは数年で寿退社が当たり前。制服に着替えてお茶くみばかりな時代です。そんななかでも世界トップの半導体メーカーのグループ会社の商社に入りパソコンのキーボードを打ったり、国内初のワープロで簡単な書類なんかを書いていたのです。

そこで当たり前ですがせっかちなで、おっちょこちょい。ミスばかりしてお局のキチントさんに怒られる毎日でした。さらに違うフロアのイライラ営業マンに責められて泣いてばかりいた気がします。

半導体部品は一個数ミリの世界で細かくて数が多い。トランジスタにダイオード、シーモスにメモリー。部品なので倉庫に細かいたくさんの部品が山積み。数量は何百万個。金額は1億みたいな伝票の出荷指示をする役割でした。ですが指示忘れや打ち間違いで毎日ミスの連続でした。ミスばかりするので、キャーとかヒエーみたいな顔で働いていました。それだけなくまた怒られるから朝は行きたくないなあと思うことがよくありました。

キチントさんの仕事を増やすミスばかりするダメ新人の私が悪いのですが、そこで泣くと厳しいキチントさんが注意をして、私が泣いたという風に見えちゃうのです。当たり前ですが悪いのは全部私。できない自分、同じ轍ばかり踏んでみんなの足を引っ張るのが情けなくて泣いていただけです。それにしてもよく泣いていました。更衣室やトイレて泣いてる自分をよく思い出します。

しかし時代は変わりました。泣くとかえって周りの注目が集めてしまうし、自分が思っているよりもそこにいる人を悪者にしてしまうから泣かないほうがよいと思います。ミスを報告しようと思うと泣いてなんかいられないのです。自分が可愛そうと思わないことで仕事の効率が相当あがります。誰かがムカつくや会社のせい、誰かが怖いには全然発展性がないからです。

ヒトがやるのでミスは当たり前。だからそこに感情を引っ張られずに次やらないと切り替えられるとよいでいよね。働くって難しくて大変なこともあるけど、いろいろなことが覚えられてお金ももらえて基本楽しいのです。その楽しさを隣のヒトと分かち合ってくださいね。成長過程にはミスはつきものだったりします。

注意をされる新人時代の経験は宝。20代がしてもらえる最大のことは周りから教えてもらえること。ガンガン教えてもらって30代以降を元気に過ごしてください。そして週末運動すると嫌なこと忘れます。ぜひ試してくださいね



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