急いでいる人を怖いと思っていた時代
「これってどうなの?」「何の目的で」「どうしてこう考えたの?」こんな質問がくるたびに困った顔をしてドキマギ。自分が若いときを振り返ってみると本気で働いている年上の人から急いで何かを聞かれたり「どうして」と聞かれるたびに、その人を「怖い」という気持ちで拒絶していた気がします。今思うと泣いたりしてました。振り返ると彼は急いで答えが知りたかっただけなのです。私を責めていたわけではなかったのです。
仕事というものに慣れてからは、相手の言い方に驚かないようにして落ち着いて意図を聞くようになりました。仕事をはじめて間もない頃は話し方やスピードでその人を怖いと思っていました。確かに表情や話し方は大切ですが、それ以上に大切なのはゴールが共有化されていることだと思います。自分のやっていることは仕事だということです。
「なんとなくこんなカンジ」的に普段やっていて周りから何かを聞かれると「詰められた」という思いになってしまうヒトもいます。そして「怖い」「パワハラ」「厳しい」とかを考えてしまうヒトもいるようです。普通に質問しているだけなのに責任や論点をズラして、自分は悪くないと思うのはルール違反なのかもしれません。
答えられないのは考えていないから。答えられないのは逃げているからだと思います。聞かれるのは尊重されていることだと思って嬉しいことなのです。だから聞かれたら「わかりません」は有りですが「考えいない」はないようにしたいものです。
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