オンラインでも保てる高感度と好感度
世代にまったく関係なくオンラインも含めて初対面で話したときに好感度がある方とそうでない方の違いは明快です。雰囲気です。「距離感がいいな」「ニコやかで穏やか」「元気でイキイキ話す」だけで「なんとなく好き」と思われがちです。なので「ニコヤカに挨拶する」それだけでいいと思います。声は大切なのでいい声で。自分の声をスマホに録音して聞いてみてください。元気そうでない方って意外に多いのです。声の抑揚も大切。ワントーンよりも強弱があったほうが好ましいと思われると思います。頷き方や身の乗り出し方についても工夫してみてください。「つまらなそう」と絶対思われない工夫をしてくださいね。
そして普段の好感度は「前向きさ」「謙虚さ」のバランス。成長したいという気持ちと周りのニーズを汲み取る姿勢が日々の行動につながっているかどうかです。人はコトバではなく普段の行動でその人を見ています。普段の言動は絶対オープンでフラットのほうがいいと思います。人の好き嫌いが多い人、仕事中にやたらとラインなどで会社の悪口とかを言いがちな人、相手によって明らかに態度などを変えてしまうのは得策ではありません。
私は仕事のレベルや成長の競争はずっとずっと続けたほうがいいと思います。自己評価はいいですが、但し必要以上に社内で同世代よりも高い評価でいたいという気持ちと上に気に入れられたいという気持ちが先走ると周りからは「ゴマすり」と見えてしまいます。若い世代のの嫌われ者というのは大体このタイプ。
一方このタイプというのは上のやってほしいことがわかる「高感度」タイプかつ上昇志向の高い人が多いので実は将来の幹部候補生だったりします。誰かのニーズを汲み取ろうとするのはいいことなのであとは賢さと謙虚さでのりきってください。
会社というのはいろんなスキルをもちよって、いろんなタイプの人がいるのに不思議と社風というのは引き継がれていくもの。社風というのは1人では変えられないこともありますが、少しだけ馴染むとそれも悪くないと思えますよ。縁あって入った会社でぜひ周りの人のいいところを盗みつつ、かつ無理なく続けられるように祈っています。
但し明らかに倫理観がおかしい、労働時間が長すぎる、休みがない、みんな怯えた顔でいる、給料は高いが言えないことが多い等自分の倫理観に反するときは真向から対決するのではなくて穏やかに距離をおいたほうがいいと思います。この距離感が大切です。
仲間意識だけで組織を守ろうとしてもできない時代が来ています。知り合いの会社は社員同士の仲良しをやたらと公言されていて、ホームパーティとかで週末も一緒にいたりするそう。家庭の事情などでそこに入れない方は疎外感を感じてしまうかもと思ってしまいます。さらにカリスマ経営者を社員みんなで賞賛するイベント等も疲れそうですよね。同僚はは同じ船にのった仲間、自立していて互いがプロとしての適度な距離感と信頼感が大切だと思っています。読んで頂きありがとうございました。会社での信頼感は日々の行動や話し方だけ。オンラインの場合は20%だけ声のトーンを上げると印象が違いますよ。