オジサン、カブ主になる。(意外と人生論)
『あのぉ、いったいバイク何台持ってるの?そんなに景気良いの?』
と、久しぶりに会ったビジネス友人(?)から問われました。
答えは『キャパとして最大で2台よ。景気が良いワケないから、いかに低コストで便利かつ自分が楽しめるかを探求しているだけ』です。
正確に申せば、今日現在の所有車両はBMWが1台だけ。友達やお客様の車体も紹介しちゃっているから、いっぱい所有しているように見えるのかな?
*さよなら、トラちゃん。
さよならしました。本当に良いバイクでした。
しかしどうにもワタシにはハイパフォーマンス過ぎました。なんせ速いのよ。そして『もっと回して!』と、バイクがせがんでくる。最初のうちは『おぉそうかそうか、可愛いヤツよのぅ』とニマニマするのですが、やっぱりオジサンは体力がついていかない。乗っててだんだん辛くなってくる。
今まで所有したバイクの中では最も刺激的だったけど、最も遠出をしなかったな。
ワタシより若いオーナーに愛でてもらった方がトラちゃんにとっても幸せだろうなと思って、さよならしました。ごめんね。
*いらっしゃい、カブちゃん。
スーパーカブが欲しいと想いこがれること何年だろうか。やっと入手。
なんとBMWでお世話になっているボクサーハウスさんで購入。空冷OHVエンジンの専門店でカブの面倒をみてもらうという、贅沢でラッキーな出会い。普段使いにカブを併用するBMWオーナーさん、意外と多いらしい。チナミにワタシのケースはどっちも空冷でキャブ車。うへ。
カブちゃんは5月24日に納車されます。楽しみです。
*御するか、一緒に楽しむか。
TRIUMPHは『御して乗るバイク』でした。BMWは『積極的にアクセルを開けて楽しむバイク』。こういう楽しみ方はR100R Mysticで初めて知りました。
若い頃から馴染んでいる『朝比奈峠(横浜-鎌倉間)』を走ってみるとね、R100Rの方が速く走れるのです。馬力はStreet Tripleの半分しかないのに。
BMWが低重心だからとか、フライホイールがジャイロ効果だからとか、バイク構造上の理由ももちろんあるのだけど、最大の要因は『乗り手との相性』だと思うのです。良好なパートナーシップを保つには、相互の間合いやバランスが重要。ワタシにとってはBMWの方が息が合った、ということです。
人間関係もそうです。御したり御されたりは疲れます。
できることなら息の合った相手と、同じようなタイミングでアクセルを開けて、同じようなタイミングでブレーキを握りたいものです。
と、バイクを買ってしまった言い訳を、もっともらしく語るヤツ。
R100R MysticとSuper Cub 90 CUSTOMの2台で、しばらくは落ち着きます。もうこれ以上バイクは買わない、多分買わないと思う、買わないんじゃないかな・・(by二枚舌)
ではまた。
2024.5.22
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