読んだよ報告20240607
感想文、というほどでもないけれど、一応は記録として残す。
正直に書くので、ありえないけれど万が一、著者や関係者の目に止まってしまうとだいぶ気分を害されると思う。
ただ美辞麗句の嘘を並べ立てても記録としては意味がないので、仕方がない。ただの負け犬の遠吠え、悔し紛れの捨て台詞、とりあえず与党に反論する野党みたいなものだと思ってもらいたい。
理路整然ともしていないし、穴凹理論なので、正論パンチも遠慮します。
偉そうなことを言うけど口先だけのチキンハートだしココ(note記事)は我が治外法権なので。
ストレスを溜め込まないよう、どのように日々の過ごすのが良いかについて書かれている。
その内容に特別な目新しさは、なかったように思う。
率直に申し上げて、『小学生の正しい夏休みの過ごし方』ができれば良いのかな、という気がしてきた。つまりは、
・学校がなくても規則正しく早寝早起き
・宿題は集中してパパッと済ませる
・遊ぶ時は思いっきり
である。
主張に対し多くの科学的根拠と実例(著者自身の実績など)を列挙し、平易な言葉で丁寧に書かれているので、なるほど読みやすい。
情報がスラスラと頭の中に入ってくる。
説得力という点に関しては十分だろう。
ただ、この本でなくとも、という気もする。
少しネットを漁れば似たような情報はすぐに出てくる。まぁそれは著者が率先してYoutubeや他媒体で熱心に発信しているから、という事実もあるが。
ともあれ、殆どを「あー、はいはい。言われんでも分かってまんがな」という非常に捻くれた心境でページを捲ることとなった。己とて曲がりなりにもストレス社会でやって来た実績があるからだろう。
本を読み進めて結果一番の理解といえば、自分がいまだ10代の反抗期のような人間だということであろうか。もちろん褒められたことではないのは承知だ。
こういう人間は正論を述べられると、それが正しいと承知の上で、いや承知しているからこそか? ただただ反発したくなる。逐一「そうは言うけどさ」「そこはちゃうやろ」「人にもよるがな」「それができる仕組みこそ教えてくれよ」などと言うのだ。
良く会話術で『否定から入るべからず』という説を聞くが、まさしくそれである。
頭では、著者の言うことが正しいことは分かっている。自分の反論がただの感情的な反発であることも理解している。
なので本の否定はしない。
評価を求められれば「正しいことが書かれているので参考になる」と言う。オススメもしよう。
図書館で借りたのだが予約がいっぱいだった。読みやすく理解もしやすいので納得の人気だと思う。
ただ個人的に捻くれマンに合わなかっただけだ。
言うは易く行うは難し。
そんなことくらい知ってるし! 分かってるし!
もぉ〜 ほっちっち! かもてなや!!
という心境である。
……言われんでも著者も暇じゃない。そんな捻くれイチ読者など構ったりしない。
文句を言うくらいなら読まなきゃ良いのに、とは言われるだろうから自ら突っ込んでおこう。結局、自分の強情さを再認識するには役立った、というくらいか。
君は何かを学び取りたくてこの本を読んだのではなかったのかね? という自問かつ自戒を残して、締め。