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22歳大学生「語るなら未来を」

中学生の時、欅坂46にハマっていた。歌詞がすごく好きだった。今日のタイトルも欅坂の曲名から取っている。

本題に入ろう。

家族や友人、その他気を許せる仲間と集まると昔話に花が咲く。「○○の時~~だったよね」「あいつ○○って言ってたのに、今は~~してるんだってさ」、何回同じ話をしても昔話は色褪せない。

これは当たり前のことだ。キラキラしていると評価される部分は過去。たとえそれが黒歴史でも月日がたち、磨けば味が出てくる。

愚痴や悩みも盛り上がる。居酒屋で隣の卓からは愚痴や悩みがそれとは思えないテンションで聞こえてくる。

あの人苦手、今マジでしんどい、この辺りはエネルギーを使わずに簡単に吐き出せるから軽く会話するならぴったりだ。

突然だが、ここで自己紹介をしてほしい。

ここで多くの人は過去ないしは現在を話す。出身地、小中高、大学、専攻、仕事、このあたりだろうか。私たちは過去や現在にばかり意識が向いている。

でも、せっかくなら未来を語ってみないか。自己紹介で夢を語れるようにならないか。

「俺、〇年後~~したくてさ」「私、~~の夢をもう1回追いかけることにした」、たまにはアツい話をしたっていいじゃないか。

未来のことならその話、何回も聞いたなとはなりにくい。それは描いている未来は毎日少しずつ変わっているから。多少時間を置いたら今度は全然別のことがしたいとか言ってまた盛り上がるだろう。

未来を語っても冷笑されない世界を作りたい。万人の挑戦を心から応援できる世の中にしたい。そのためには何が必要か。

未来を語る人はもちろん、聞く人も未来を描いている必要がある。

世代の違う人々が飲んで、話が合わないのはこれだろう。昔話に終始する上司と現在あるいは未来の話がしたい部下、会話は話し手と聞き手が共通言語を持っているから成り立つのであって、そこにずれがあっては会話が頭に入るわけがない。

いきなり上司に「昔話やめてください!」なんて言うのは勇気がいるかもしれないから段階を踏もう。
まずは自分自身。「昔は~~だったよな」「前はあんなに~~できたのに」と言わない。次は親しい友人。意図的に話を未来のことにする。同期や後輩、やや上の上司、そしてまあまあ気が引けるような上司。

かく言う私も自分自身と過去の話をしてしまっているときがあった。もうこのエピソード自体が過去なのでその話はしないことにする。

今まで話してもつまらないと思っていたあの人と未来の話をしたら面白いことになるかもしれない。最近会っていなかったあの人を誘って未来の話をしたらあなたの未来まで変わってしまうかも。

語るなら未来を。

では。

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