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22歳大学生、TOEIC対策せずにTOEIC受ける
TOEIC好きな人?英語のテスト好きな人?文法とか単語を「覚える」のが好きな人?
正直、私は苦手。
3月1日にTOEIC受けるんだろ?
その通り。でも、好きじゃないんだよな、TOEICのために参考書ガリガリやったりするの。私は英語が話したいのであって、高得点が欲しいわけではない。いや、正直欲しいけどそれがゴールじゃない。高得点も取れるし、ちゃんと話せる状態が最高。
じゃあ、なんでTOEICやるかってそれは超越したいから。実践で使える英語力を身につけてTOEICを軽く飛び越えたい。だから受ける。
そんな私がどうやって当日まで備えているかを話す。巷にあふれる成功体験ではない。上手くいく途中のお話。良かったら見ていって。
文法を楽しく学ぼう
楽しく学ぶがテーマになる。やらされ感があるとつまらないから。
文法、よくわからないよな。わかる。覚えろって言われても、「いやいやダルいわ…」ってなるよな。
でも、普段話している日本語、文法学んだことなんてまずない。気づいたら「私は今日〜」って話せるようになってた。これがヒントになるんじゃないか。
だから、英語の記事を読んだり、洋書を読んだりしている。さも自分が英語圏で生まれ育ったかのように。わからないところは英語で調べている。日本語はなるべく使わない。日本語を通してでしか英語を読めないってのはなんか習得できた気分にならないから。
どんなものから読んだりしていいかわからない?わかるわかる。
じゃあ、逆に何が読みたい?好きな歌手のこと、政治のこと、ビジネスのこと、そうか、それ読んじゃえ。
勉強にならないんじゃないか?そんなことは考えなくていい。勉強したくないんだろう?楽しくやりたいんだろう?いいじゃん、好きなもの読みなよ。自分が好きな人の言葉をそのまま理解できるってこれ以上ないくらい嬉しい。
ちなみに私は政治やビジネスの記事を読んだり、おすすめの洋書を聞いて読んでみたり、もともと日本語訳されていた本を原文の英語で読んだり、趣味のMLBについて現地の記事を読んでいる。
ちょっと勉強する気が湧いたら、ここにAIを絡めてみよう。
【ChatGPT×TOEIC】
— えび | 為せば成る (@ebi_shrimpprawn) February 18, 2025
弱点のリーディングでAIの力を活用。読んでみたい英文記事をまずはChatGPTにコピペして「TOEICのリーディングならどんな問題が出そう?」と質問。
その後時間を決めて読んでからChatGPT作成の問題に答える。主語と助動詞揃えるあたり試験の特徴をバッチリ捉えてる。お試しあれ。 pic.twitter.com/yPv1NGT1LQ
記事の面白さが掴めて、この問題にも正解できるようになったあなたはもう大丈夫。気づいたら、正しい英語が身についているから文法問題も自信を持って向き合える。理論がどうとか、ルールがどうとかじゃない。もう細胞のレベルで答えがわかる。
単語を楽しく学ぼう
単語も難しいよな。暗記してもさ、交感神経:Sympathetic nerves/ 副交感神経:Parasympathetic nervesなんてどう使うの?って感じ。
語彙を増やす目的を考えよう。自分の考えをなるべく詳しく表現したい。例えば「きれい」。一言できれいと言っても自分がどうきれいと思っているかは伝わりきらない。ある一点がきれいなのか、全体感がきれいなのか、そのきれいな風景を見る前に苦労したからきれいなのか、伝えたいよね?じゃあそのための語彙を増やそうとなる。英語も一緒。
私たちは英単語テストで正解したいから学んでいるのか?違う。表現したいんだ。楽しく語彙を増やそう。自分が自由自在に表現できるようになったら最高じゃん?それくらいの考えでいいじゃないか。
単語帳もやるけど、これはあなたの頭の中、心の奥底に眠る思いを掘り起こしてくれる魔法のスコップ。楽しくやろう。
聞こえないんじゃない、最初から言ってないんだ。
某進学塾のCMで聴いたこのフレーズ、本当にその通りだぞ。長文を聞いている時、「自分では絶対読めないぞこんなの!エミネムいるんか?」というときがある。
ネイティブは早口なわけじゃない。言ってないんだ。「アイアム…」だなんて言ってない。日本語もそうだ。「私は、今日〜」だなんて言わない。もっと端折って話す。英語もそう。だから、何を言っているかわからなくなるのは当然。
日本人がチョベリバだの、マジだの言って楽して言ってきた言葉を学び直すように、英語も力を抜くところを覚えてしまえば簡単。
私も現在進行形でこれを学んでいる。音で学んでいる。文字で見たってアルファベットはつながるし、落ちるし、頭ごちゃごちゃになるからわからない。耳で聞こえたものを、口から出す。真面目にParasympathetic(パラシンパセティック)ってアルファベット1つ1つ読まなくていいことに気づいてくる。
楽しい
英語を話せている理想の自分に少しずつ近づいている感覚があって嬉しい。発音、表現の幅、もっともっとインプルーブさせたくなる。小学5年生で英会話塾に通い始めてから10年以上、今が一番英語学習が楽しい。
TOEICも、IELTSも、全部通過点。私は英語で仕事がしたいんだ、表現がしたいんだ、発信がしたいんだ。だから、やらされではない。TOEIC、流石に当日はちょっとソワソワするかもな。緊張じゃない、これは一種の興奮。今までにない英語との触れ合い方がどんなふうに転ぶのか。
最後に小泉進次郎さんの言葉を引用。
政治には非常に多くの問題があり、時には退屈です。気候変動のような大規模な問題に取り組むとき、それは楽しくなければならず、クールでなければなりません。それもセクシーでなければなりません
試験まで10日ほどか。まあ、通過点。
楽しく、クールに、セクシーに。