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岡田タイガースの歴史が終わった

僕は阪神タイガースファンだ。

夏の始まりに、思うような結果が残せなかった時から、
世間では岡田監督へのあーだこーだが鳴り止まなかった。

終盤に来て盛り返しそうな気配もあったが、
並み居る主力選手の成績が不本意に終わったこともあり、
残念ながら連覇とはならなかった。

特に夏前の主力選手二軍落ちが痛かったと思っている。
勝てたゲームを落としまくっていた。
が、それもすべて結果論。

僕はCS否定派なので、今年は素直に、
阿部巨人軍におめでとうと言いたい。



岡田監督の解任をどうこう言うつもりもないし、
藤川監督の是非を問うつもりもない。

プロは商業である以上、(勝ちに深く結びついた)
観客動員数が全てだと思っている。

選手も結果ならば、監督はそれ以上に結果だ。
選手がシーズン途中に契約解除になるのは問題があった時だけだが、
監督のシーズン途中解任は枚挙にいとまがない。

今年も西武松井監督が途中で解任された。

サラリーも主力選手より低いのが一般的で、
かつ、非難を浴びるのも日常茶飯時であり、
難儀な職業だなと心から思う。

特に阪神タイガースでは。


金本元監督が解任された時も、
今回の岡田監督の解任劇も、
タイガースファンの僕としては、
どこか心につっかえている部分がある。

特に金本監督の時は非常に苦しかった。
あの辞め方は、阪神に戻ってこなくなる。
それが惜しかった。

今回の岡田監督は、フロント入りするとのことだから、
そこまでではないが、でも・・・



若い頃はプレイヤーばかりに焦点を当てて観戦していたが、
自分がマネージメント職に就くにつれて、
監督にフォーカスして楽しむように変化した。

僕にとって金本監督初年度の開幕オーダーは、
新しい風が吹いている。と、
当時は心からワクワクしたことを憶えている。

その時の一番高山はドラ1だったが既に球団にはおらず、
二番横田は病気で帰らぬ人となった。
また、右の大砲をとドラ1で大山を取ったのも金本監督だった。

僕はあと2年、最低でも1年は金本監督にやって欲しかった。


その後、矢野監督の時代を超えて岡田監督へ移行した時に、
上のリンク記事でも書いたが、_なぜ?
と、不満だった。

過去の人だと思っていたからだ。

が、初年度の監督が打つ手を見ると、
理に適っているというか、ことごとく采配が決まっていたのを見て、
(解説で文句言っていたのが本当だったと証明したな~)
と、感心していた。



元プロ野球選手のYouTubeチャンネルで、
僕が好きなナンバー1が藤川球児だ。
説明が面白く、理に適っている。

試合の解説でもそうだ。
これは多数の人たちが評価している。

冒頭にも触れたが、藤川監督の是非を問うつもりはない。
必ずいつかはなるのが分かっていた。
それが早かっただけの話だ。が、
想像以上に早かったと思っている。

僕は恐らくだが、あともう1年岡田監督が務めて、
コーチ入閣をした後に昇格というシナリオだと思っていたので、
少し心配している。
「結果」が出なかった時の、引きずり降ろされ方にだ。

もちろん、その辺りのことは十二分にわきまえて就任しているのだろうけれど、金本監督の二の舞だけは嫌だなぁと思っている。

中長期で考える人事というのが阪神は弱い。
広島や巨人はそういう部分でしっかりしているなと感じることがある。

世間を見渡せば、会社の人事も目先に振り回されるのと、
しっかりと先を見据えた育成を行っている所とあるから、
致し方ないと言えば、そうなのかもしれないが。

そんな心配をよそに、藤川阪神の躍進を心から願っている。

ガンバレ!藤川監督!

そして、、、
岡田監督、お疲れさまでした。

二度目の日本一の功績は、吉田さんの事例もあり、
背番号16が永久欠番になることを、心から願っております。


#スポーツ観戦記

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