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プライベート旅行記034 : ハワイ (カメハメハ大王)

1. 記念写真

 ホノルル空港からホテルまでの移動中にバスの車窓から、カメハメハ大王像を見かけた。ところが、ハワイ島の日帰りツアーの中でも、なぜかヒロの街の外れのカメハメハ大王像前で記念撮影があった。

2. 三体目

 唯一無二のハワイのシンボルと思っていだが、ハワイにはカメハメハ大王の銅像が3体も有る事が分かった。オリジナルは大王生誕の地ハワイ島のカパアウの街に有り、フランスで作られハワイに運ぶ途中で沈んでしまった不運の像であった。ホノルルの銅像は二体目であり、記念写真を撮ったのは更なるコピーの三体目の像だった。(タイトル写真)

3. 素顔

 ハワイ諸島を統一した英雄の像は、その功績に見合った力強い体に、端正な顔立ちをしていた。しかしながら、“地球の歩き方”を読んでいると、この銅像はハンサムな王の友人をモデルに作られたとのこと。実際の顔はどんなんだったのかとウィキペディアで調べると、何とも微妙な表情を浮かべた肖像画が載っていた。イギリスやアメリカ合衆国などの西洋諸国との友好関係と、ハワイ諸島の統一の両立は簡単では無かったのであろう、銅像には無い皺が深く刻まれた真実味有る素顔だった。

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