ビジネス出張記080 : キャセイパシフィック
1. 羽田発
2010年10月から始まった羽田空港の国際線就航だが、2ヶ月後の12月に初めて羽田空港発の海外出張に出た。大幅ディスカウントにより額面の1/3の金額のチケットだったが、真新しいサクララウンジの値打ちは下がらず、朝の出発ながら生ビールを片手にメールをチェックし、気持ちよくサウジ出張のスタートが切れた。
2. 中国系
利用したキャセイ・パシフィック航空は、香港を拠点とするスワイヤー・グループ傘下のイギリス系航空会社である。時間通りの運行に、こ洒落たアニエス・ベーのポーチを配り、中国に拠点を構える会社のイメージはない。ただし、機内の映画がオンデマンドでなく放映方式で見難く、パンフレットの説明が漢字の羅列となっているところに、中国の片鱗を垣間見る。ちなみに、映画・ロッキーの紹介があったが、中国タイトルは“洛奇”であり、ヒーローとは思いがたい奇妙な当て字となっているのには失笑した。
3. ラウンジ
バーレーン空港では、First classとEconomy ClassでCheck-inの建物が異なる。ちょっと久しぶりの中東出張だったので、すっかり忘れていた。思い起こせば数年前も同じ間違いをしたのだが、この空港ではBusinessはFirst Classと同じ建物でのCheck inが基本である。香港空港に到着し、乗り継ぎのフライト待ちでラウンジを使った。香港空港ラウンジ多数ありどこに入るか考えたが、一番近くに目に付いたFirst class loungeに行ってみた。想像はついたが、そこではBusiness class lounge(タイトル写真)に行くように、冷たくあしらわれた。ところ変われば、ルールも変わる、典型的な一幕であった。