チガサキ⊿ライフ296 : 定期券
1. 初更新
娘の通学定期券が、入学式の帰りに購入してから6ヶ月経ち、10月に切り替えが必要となった。平日も土日も娘は多忙で、初めての更新で、定期券の更新が難しい事に気付いた。自分の高校時代はどうやっていたか忘れ、当時は現金を貰って自分で更新していたか記憶は定かではない。現金は持ってないので私のクレジットカードで支払うべく、ノー残業デーの日に、駅前で娘と待ち合わせする事にした。
2. 待合せ
LINEで確認しながら、娘より先に駅に着いたので、駅前のジムのプールでひと泳ぎしてから、19:40に改札前で待ち合わせをした。一番見えやすいところで立っていると、「うわっ、真ん中で立ってる。」と言いながら、部活の先輩と一緒に娘が改札から出て来た。
3. 男
先輩が先に帰り、自動券売機で更新対応をしていると、隣で「加齢臭くさい」と娘が悪態を吐いていた。更新を済ませて、昔は「お父さんいい匂い」と言っていたと説明するが、娘は完全否定で、証拠の動画が無く、言った言わないの水掛け論である。ちなみに、どんな匂いかと聞くと、「腐った、男の匂い」と言われた…。娘の口から“男の匂い”って発言にショックを受けたが、そんな親心を突き放すように、用事が終わったら颯爽と自転車で先に行ってしまった。