プライベート旅行記060 : 阿寒 (マリモッコリ)
1. 阿寒湖
名前の響きは大阪弁に近いが、語源はやはりアイヌ語のアカム(車輪)かラカン(ウグイの産卵)の説が有力だそうである。そんな阿寒湖は、女満別空港から車で1時間30分程の距離に位置する。しかしながら、オホーツク海から離れた内陸にあるので、今回の男旅で行くのは諦めた。そんな北海道で5番目に大きい淡水湖で、最も有名なのは、やはり特別天然記念物のマリモである。
2. 流行
そう言えば変なご当地キャラがあったと思い出して調べてみると、2005年に「まりも」に「もっこり」をひっかけたダジャレのキャラクターマリモッコリだった。ネットでもここ数年で書かれたものは無く、完全に廃れている。知床半島のお土産屋さんでグッズを探したが、バッタもんのマリモの飾りはあるが、マリモッコリのグッズは売っていなかった。ホテル内の土産物売り場でも探すと、漸くジュースのパッケージとして下品なキャラクターを発見した(タイトル写真)。
3. 空港
その状況が息子のハートに火をつけ、絶対にマリモッコリのキーホルダーを見つけてやると探し始めた。しかし、時の流れか、世界遺産の品格からか分からないが、やはり知床界隈では販売して無かった。ラストチャンスは女満別空港出発ロビーだと、阿寒湖に一番近い空港のお土産屋さんに掛けた。飛行機の出発時間まであまり余裕はなかったが、速足で回った二件目の売店で息子が「あっ」と言って指さした先には、マリモッコリグッズが壁に飾られていた。ついに発見したグッズから厳選し、シンプルなバージョンと熊に跨るバージョンのストラップを購入した。搭乗口でも上機嫌でストラップを両手に持ち、エロ目を真似したポーズで勝利の記念写真を撮った。