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チガサキ⊿ライフ

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“徒然草”と言えば日本を代表する古典随筆であるが、その内容は皮肉屋のお坊さんが書いた愚痴や四方山話である。つれづれなるままの日常の出来事を、継続された文章で残す事に意義があるとの…
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#正月

チガサキ⊿ライフ001 : 玄関 (猫の額)

1. 高麗芝 ガーデニングと呼ぶには狭すぎる50cm幅スペースだが、豊かな緑で玄関を演出しようと思い、ホームセンターから高麗芝を買い込んだ。今まで小学校の時の朝顔以外に花や木を育てたことは無く、上手く育つか一抹の不安があったが、梅雨入り前の時期も良かったのか、細長い緑の芝生が綺麗に出来上がった。 2. 天敵 瑞々しく育って芝と芝の継ぎ目が無くなり、気分良く出勤前に水をやっていたが、初夏を迎えた頃、ある天敵が現れた。妻の情報によると、毎朝野良猫がトイレをしており、糞の処分が大

チガサキ⊿ライフ352 : 餃子 (餃子の雪松)

 正月休み中に二度も行ったが、売り切れだった、餃子の雪松。24時間営業の無人直売所だが、正月はおせち料理に飽きた客が増えたのか、休みで供給量が減ったのか、冷凍庫の商品棚には保冷剤しか残って無かった。  1月11日、寒くて買い物に出たく無い妻に上手く煽られ、闘志が燃えてリベンジの買い物に出掛けた。外から販売所を覗くと、待望の餃子のパックが並んでいた。無人販売なのでデジタル化が進んでるのかと思ったが、賽銭箱にお金を投入する、超アナログスタイルで驚き👀‼️監視カメラと、客の良心に

チガサキ⊿ライフ350 : 正月 (おせち)

 2021年のお正月には、初めて”さとふる”でのお礼品を採用した。”さとふる限定 2021新春 福知山市三段重特製おせち料理 美味彩々(リンク)”で、明智光秀が築いた城下町福知山の特選品を加えたおすすめおせちとのこと。  12月30日指定日で届き、冷凍を解凍してすぐ、元旦から豪華なおせち料理を食べる事が出来た(タイトル写真)。家庭で作るには大変な全43品を、ビールを飲みながら美味しく頂く贅沢な新年の幕開けとなった。  例年、おせち料理を妻が苦労して作っていたが、子供達には

チガサキ⊿ライフ340 : 駅伝 (Proud Blue)

 第99回箱根駅伝、応援に行ったが、お膝元の神奈川大学は出場できてなかった。予選会で34秒差の惜しくも11位で涙をのんだそうである。来年の活躍を祈りつつ、過去の観戦記録を以下に示す。  第97回箱根駅伝は、コロナ禍につき家で観戦した。神奈川県民なので、神奈川大学を応援した。応援して初めて知ったが、スクールカラーは「PROUD BLUE」と呼び、神奈川大学の特許技術“三相乳化技術”を用いたコスメティック新ブランド「PROUD BLUE」シリーズまで発売していた。  往路の出

チガサキ⊿ライフ246 : ラーメン (松壱家)

1. 外食初め 妻にとっての初詣の目的は、昼ごはんの準備を不要とする事とも言える!?駅前で1日2日から開いている店を調べ、妻と娘のお気に入りのラーメン屋・松壱家に行った。三が日からラーメン食べる人がいるかと思ったが、ちょっと遅い昼13時頃でも並んで待っている人がいるほど、店内は盛況していた。 2. 本格派家系 開いているかを調べると、ついでに店の歴史が出てきた。1998年の湘南藤沢に松壱家は誕生したようで、何かしら親近感を感じた。湘南を中心に5店舗を展開しており、茅ケ崎店は

チガサキ⊿ライフ206 : 初贅沢

1. New Year Buffet 新年が明けての初贅沢には、妻が毎年予約した鎌倉プリンスホテルでのNew Year Buffetであった。このBuffetの売りであるローストビーフとカニに的を絞り、娘は集中的に皿に載せて食べていた。食べる手間がかかるのを嫌って、カニをあまり好まない息子も、この時は食べていた。 2. 書初め 今年は冬休みの宿題に書初めは無かったので、ちょうど開催されていたホテルのイベントが、書初めの機会となった。娘は中学で書く予定の“理想の実現”を、試し

チガサキ⊿ライフ196 : 年賀状 (鳥キャラ)

1. 干支 2016年の年末、次の年の干支は酉ということで、年賀状に使う鳥のキャラを息子に製作依頼した。文化の日の休日を活かし、スケッチブックをもって、精力的に制作活動に取り込んでいた。 2. 駄作 息子のアイデアは次々に浮かび、スケッチにキャラクターが描かれていった。ただし、手数は多いが、年賀状にはそぐわない代物ばかりで、すべて却下された。 1. ゆうれい鳥 : 元旦に縁起でもない 2. しり鳥 : 下品極まりない 3. トリえもん : パクリでめでたくない 4. PPA

チガサキ⊿ライフ177 : 書初め (課題)

1. 指導 書初めの名に何偽りなく、1月1日に娘と息子は筆を持った。教科書のお手本を見ながら、息子はそこそこ上手い書きぶりだったが、一時は書道に通っていた娘が、弟に厳しい駄目出しをしていた 。姉の先生はそれなりに書道の肝を把握しているようで、筆使いの醍醐味である、跳ね方と、抑え方をけっこう丁寧に教えてくれていた。 2. 清心の気 我が家の先生である娘の課題は、“清心の気”だった。耳なじみのない言葉であるが、新鮮でいきいきしていることだそうである。各クラスで金銀銅の賞が選ばれ

チガサキ⊿ライフ072 : 初日の出 (リベンジ)

1. 夕日 夕暮れのサイクリングロード、家路を自転車で走る中、偶然にも沈む夕日が見れた。みるみると太陽が沈んでいく自然のダイナミックなショーと、地球の自転が実感できる貴重な瞬間に、息子は大いに感動していた。そして、今度は是非とも日の出が見たいと、言い出した。 2. 元旦 どうせなら初日の出を見ようと、元旦の早朝に家族で海まで出かける事とした。前もって日の出時間を調べ、目覚まし時計の時間もセットし、準備万端だった。しかしながら、大晦日に“絶対に笑ってはいけない”を11時頃まで

チガサキ⊿ライフ071 : 書初め (宿題)

1. 宿題 娘の冬休みの宿題の一つに、“光るにじ”と書く書写の提出があった。漢字や計算の手間の係るプリントから逃げるため、楽な書写の宿題を先にしたいと12月からずっと言っていた。年末は何度も訴えたが、書初めは年明けに行うものだと私に却下され続け、しぶしぶプリントを先に取り組んでいた。 2. フライング 年が明けたことで制約から解き放たれ、正月の朝にはパジャマのまま早速書初めに取り掛かった。正式には1月2日が書初めの日らしく、1日のフライングであった。絵筆のような使い方をして

チガサキ⊿ライフ056 : 凧

1. 正月 日本で凧が正月の遊びとなったのは、江戸時代後期だそうだ。凧はまじない的要素を兼ね備えた、新年の遊びとして江戸の人々を始め全国で親しまれましたが、最近は見かける事が少なくなった。 2. 小学校 良い風の吹く大晦日に、妻の実家の近所にある小学校の校庭に出かけた。スーパーで買った市販の凧は飛行性能にすぐれ、初めて凧揚げをした子供達でも、上手に飛ばせていた。風向きを見ながらの調整はまだ出来ないので、二人とも校庭を走り続け、かなりハードな遊びになっていた。 3. 手作り

チガサキ⊿ライフ023 : 正月 (実家)

1. 元旦 その年の元旦は妻の実家に居たので、子供たちは祖父と叔母からお年玉を貰っていた。生まれて初めて貰った、お札の入ったお年玉に、値打ちを理解してないながらも、はしゃぎながらお年玉の袋を持って家の中を歩き回っていた。子供たちにとっては、ついてる年の幕開けであった。 2. 二日 一週間近い帰省を終え、茅ヶ崎に戻ったのは、1月2日であった。妻の実家を出たのは正午であったが、羽田空港を経て自宅の最寄駅に着いたのは、もう夕刻のすっかり暗くなっていた。夕飯を作る元気は妻にあるはず

チガサキ⊿ライフ022 : 正月 (新居)

1. 大掃除 新居での初めての大掃除で、妻が奮闘していた。私は掃除が嫌いなので手伝わず、妻の愚痴を避けるように子守りを担当した。ウッドデッキのペンキ塗り直し等、多くの積み残しがあったが、フローリングのワックス掛けも出来た。 2. 初詣 2日に駅前の神社に初詣に出かけた。5円玉を一人ずつ握り締め、順番に賽銭箱に投げて鐘を鳴らした。娘は私の真似をして、家族の健康を祈っていたが、息子は鐘にぶら下がろうと必死で、お祈りをする余裕は無かった。例年通りおみくじを引いたら、今年は4人とも