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「伝わらない」ことを自覚することが、「伝わる」ことに近づくこと

【記事のあらすじ】人によって理解力も考えも経験も違うから、言葉にしても自分が考えていることが100%正確に伝わるなんて稀だ。だから、「伝わらない」ことをまず自覚すること。それこそが「伝わる、心を動かす」の第一歩。という話

意外なのか当然なのか、自分が考えていること、見ている景色を正確に相手に伝えるのは、とても難しい。冷静に考えれば「そりゃそうだ」と思うかもしれないですが、案外、そのことが意識から抜け落ちていることがあります。特に長年大企業に勤めている人、大企業でしか勤めたことない人には「あるある」だと思います。

それは、周りが自分たちのことを知ってくれている状況に慣れすぎているからです。だからどうしても、わかっている前提で話をしがちになっていることを感じます。

私は仕事柄、リリース原稿に必要な情報をまとめた資料を受け取ることが多いのですが、びっくりするほど情報が薄くて度々白目を剥きます。しかも大抵の場合、私に渡すべき情報がないんではなく、見えていないだけ。つまり、相手もわかってると思い込んで、わざわざ資料に書き込まず「これでリリース書いてください」と平気で言う人が圧倒的に多いということ。

広報をしようとしている私が分からないのに、ユーザーに伝わるわけがない。広報経験者なら当然の考えですが、意外にも他の部署には理解されていないものですね。だからこそ、その点をまず「自覚」してもらうことが必要だと思います。今のところ、具体的な解決策がないのですが、

ただ、ひたすら「これでは伝わりませんよ」と言い続ける

このコミュニケーションを地道に続けることと、そのまま書いたリリースと、情報を網羅して書いたリリースの効果を比べてみるなど、まだまだ私も手探りしながら打開策を模索しています。もし、いい方法を知っている方がいればぜひ教えていただきたい・・・・

さて、今週も張り切って広報していきましょう!

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