これまでの人生について②
ちゃまです。
これまでの人生について①では高校時代までの内容をお話ししました。その続きとなります。
国公立大学の推薦入試に失敗して、浪人を考えていた頃、進路指導室にあった某私立大学のパンフレットが目に入りました。それは小学校の頃、父が働いていた韓国へフェリーで行く際に経由して訪れた思い出の県の私立大学だったのです。その県では一泊しかしたことはありませんでしたが、都会的で素敵な街のイメージでした。田舎にいる自分にとって都会にある私立大学には惹かれました。
そこからその大学を目指して勉強を始めました。推薦入試の勉強に一生懸命になっており、片手間になってしまっていた受験勉強を取り戻すのは大変でした。担任の先生からはこんな成績で受験しても特攻隊のようになるだけだと、心をえぐるようなことを言われながら志望校を含む3大学を受験しましたが、全滅しました。その時点で父親は浪人を覚悟していました。私もそのつもりでしたが、諦めきれず最後に志望校の後期試験を受験することにしました。他県での受験を終えて帰宅して、数週間後結果発表の日その日は休日だったので、自宅の部屋で結果発表を迎えました。
心臓がばくばくしながら結果を確認クリックしました。
結果は、、、『合格』でした。
母に伝えたとき、母は涙を流していました。
僕の進学に関して口をださなっかけれど、僕が一生懸命に取り組んでいるのを陰ながら応援してくれていたのだと痛感しました。そして今考えると母と子2人暮らしの日々に終わりが来ることが決定したことに対する寂しさの涙も含まれていたのかも知れません…つづく