ハローワーク使ってみた。②
こんにちは。お久しぶりです。
こきゅうです。
個人的ハローワーク体験記 その2。
前回の記事はこちらです。
はじめに
8月下旬から現在にかけてハローワークを利用しています。
現在は、就職相談や諸手続等で、2週間に1回程度足を運んでいます。
個人的体験をここに書き留めておきます。
就職支援セミナーに参加
自分の場合は、再就職したい業界が決まっており、そちらに特化したセミナーに参加してみました。どのような働き方があるか、レジュメやビデオに沿って説明を受けました。所要時間は90分程度。
内容自体は、近い業界にいたため馴染みのあることがほとんどでしたが、「他の人がいる環境で一定の時間座って話を聞く」という自宅にいるとなかなかない状況、良いリハビリになりました。また、これからの就職活動に向けてのモチベーションを維持するきっかけにもなったと思います。参加して良かったです。
職業訓練施設の見学・受講申込
ハローワークの職業訓練は、募集定員の半数に達さなければ、開講されない場合があるようです。
最初に申し込んだ講座が定員の半数に満たず、開催中止となりました。就職支援セミナー帰りに職業訓練担当の職員さんに相談したところ、次に開催される職業訓練について教えてくださいました。何度かハローワークに足を運んでいるため、職員の方と話しやすい環境ができていることがわたしにとって追い風となりました。
職業訓練のチラシや申込書をいただいたり、施設見学の予約を取っていただいたりしました。
後日、施設見学を行い、受講申込を提出しました。今回の職業訓練は、ハローワーク経由で施設に申込をするため、自分で願書を施設に持っていく必要はありませんでした。
訓練の種類によって、申込方法や流れが異なるため、詳しくはハローワーク職員の方におたずねください。
「失業者の退職手当」受給のための手続
民間企業に勤めている場合は、雇用保険より失業給付が支給されます。
一方で、公務員は雇用保険の対象ではありません。しかし、退職時に支給される「退職手当」が雇用保険の失業給付に満たず、かつ、退職後一定期間失業している場合、その差額分が「失業者の退職手当」として支給されるそうです。
詳細な説明は割愛しますので、参考のサイトを挙げておきます。
自分は公務員だったため、失業給付等は受けられないのかなと思っていたのですが、結果的に、別の財源から失業給付相当のもの(=失業者の退職手当)を受けられることが分かりました。
退職後の求職活動はお金の心配がつきまとうので、大変ありがたいです。
民間企業では、退職後「離職票」を受け取り、ハローワークにて失業給付の手続をするわけですが、自分の場合は「退職票」を前の職場から受け取りました。
失業給付の窓口にて、「退職票」を提出し、受理印をもらい、自分で前の職場の人事課に送り返す必要がありました。
別の自治体の場合は、ハローワークから直接郵送のやり取りをするようで、手続の流れは、所属していた自治体によって異なるようです。
しかしながら、ここでうっかりしていたことがありました。
失業給付は、あくまでも就職できる状態で求職活動を行っている期間の手当です。
病気で求職活動ができない場合は、傷病手当金の手続が必要になってきます。
自分の場合は、持病の悪化からの休職→退職だったため、現在、仕事をできる状態かを証明する「就労可否状況等証明書」の提出が求められました。
急いで、県外の主治医に連絡し、郵送で対応していただきました。
後日、「就労可否状況等証明書」を提出しに行ったのですが、ここでもうっかりポイントが…。
傷病名が「双極性障害」だったのですが、この場合、どうやら、「就職困難者」に該当し、給付期間が伸びるらしい…それには、また新たに「主治医の意見書」なるものが必要で…。
権利を駆使するには、面倒な書類手続がつきものですが、前職で慣れっこなので、あまり負担は感じませんでした。
おわりに
晴れて職業訓練の選考試験を通過して、現在、せっせと通学しています。
学生に戻った感じで楽しいです。
一時はどうなることかと思いましたが、休職して、退職して、無職になっても、なんだかんだどうにかなるし、これからもなんとでもなるわあと楽な気持ちになりました。
使える制度をうまく利用しながら、自分がより良く生きることを考え続けていきたいです。
それでは、また。