消防団
消防団に所属している。
大学に入学するタイミングで友達のお父さんが勧誘に来られて、断る理由もなかったので入団した。
学校を不登校だったり、通信制に通っていた僕は後輩としての立ち回りがわからずビビっていたけれど、全員とても優しくていろんなことを教えてくださった。出来の悪い人間なんでよく忘れるけど、その度に教えてくれたり、やってみせてくださる。
今日、消防団の活動があった。
用水点検っていう地域の消火栓や防火水槽を点検して回る活動です。
体がだるかったけれど、最近参加できてなかったので頑張って行った。
何人かの人が二人きりになったタイミングで最近の体調を気にかけてくださって、ありがたかったし「元気です!」とは言えない現状が悲しかった。
活動を終えたあと、飲み会があるらしかった。
「飲まなくていいから飯だけ食っていかんや?」
と言ってくださってとても嬉しかった。
とはいえ日が沈む時間はどうも虚しくて苦しいので、断ろうと思ったけど僕は断りきれなかった。
はっきり断れない自分が嫌いだ。
買い出しについていった車の中で
「きつかったら無理せんでいいよ」
と言ってくださった方がいて、帰らせていただけることになった。
買い出しの帰り、家の近くに車を停めてくださった。感謝しかない。
早く元気になって、この人たちのためにも頑張りたい。