モデルガンのステッピング加工に挑戦する!〜コルト・コンバット・コマンダー製作記③
コルトM1911(ガバメント)には、伝説的カスタムがいくつかあります。その一つ、
その名も、
ボブ・チャウ・スペシャル。
アメリカのガンスミスであるボブ・チャウさんによるカスタム。
服などへの引っかかりを防ぐために、全体にカドが落とされて滑らかに丸い感じになっているんですが、この荒々しくも、そこここに感じる手作り感が何ともカッコイイ!
それでね、もう一つ有名なディテールがこちら。↓
フロントストラップ部(握り部分の前面)に施された、このギザギザの、
ステッピング加工。
(スティップリングともいうらしい)
これを、今製作中のマルシン製コルト・コンバット・コマンダーにやってみたい!
ということで、
早速チャレンジです!
彫刻刀とか、いろいろなやり方があるようですが、今回使うのは、ハンダゴテ。
ホームセンターで1,000円ちょっとだし、手軽でやり直しも効くので、結果して良かったですよ。
手元にあるGun誌2009年8月号の、実銃のボブチャウスペシャルのToshiさんの記事のページを開いてを手元に置きつつ…
でも、いきなりは怖いので、まずは
使わなくなったリボルバーのプラグリップで練習。↓
キットのバリ取りとヤスリを済ませて、↓
Gun誌のボブチャウのギザギザのパターンをよーくみて、
そしていよいよ本番。まずは、十分に熱くなったこて先で、ギザギザ感を出しつつ、縁取りから始めます。これね、どっからどこまでギザを入れるのかの目印になるのでやった方がイイです。↓
メチャクチャ素人感ありますね。僕も、こりゃヤバい失敗かな…と思いましたが、
いーのいーの。気にせずに。後でリカバリーできます。
1周目は、粗ーくギザギザを入れていく。あまり深くやると貫通したらヤダなぁと思ってましたが、反省としてはもう少し深くてもイイかと。あとで出っぱった部分をヤスると自然、掘りが浅い感じになりますので。
↑1周目完了。しっかし、素人感満載ですね。でも、いーのいーの。大丈夫です。
コツというコツもないんですが、ボクは右利きなので、左から右に線を引くのに慣れてる。
だからあえて、右から左に、つまりやりにくい方向にギザギザを入れていくと、自然な感じのギザギザになるかなと。
↓ほーら、スキマを埋めるように2〜3周くらいやると、こんな感じに落ち着いてきます。
やり終わったら、爪で引っ掻くか何かして、さかむけみたいなバリをとっておきましょう。
初めてにしちゃ、なかなか上手くいったんじゃないの!?
しかも、コスト約1,000円ですよ!?(ハンダゴテ購入費)
と自己満足。
次はブルーイングに入ります。
それでは、またー!