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「学ぶ環境を整え、意欲を引き出す」ことにシフトする ~求められる教師像~

「令和の日本型学校教育の構築を目指して」等の中教審答申を読んでいると、求められる教師像が少しずつ変化していることが分かる。

これまで授業においては「分かりやすく教える」ことのできる教師に注目が集まっていた傾向があった。                         様々な学校の授業研究会の協議内容、書店にに並んでいる書籍等から、多くの先生方は、どちらかというと、子どもたちの意欲を引き出すことよりも、教師個人の「教える」スキルを高めることに力を入れていることがううがえる。

しかし、これからは「子どもたちの学ぶ環境を整え、意欲を引き出すこと」へのシフトが始まり、それができる教師がますます活躍すると考える。子どもたちの学びをファシリテーションできる教師と言い換えていもよいかもしれない。

学びの主導権は、教師ではなく子ども側にあること。
 子どもたちが「学びたい!」と自らのコントローラーを操作して初めて学びが駆動すること。

コロナ禍によって、これら当たり前のことが、改めて問い直されてきた。 これからの教師の主な役割は、「学ぶ環境の整備」「子どもたちの意欲向上」をより一層重視したものになっていくと感じている。

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