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授業における「フリ」「オチ」「フォロー」

最近、「フォロー」について考えることがあり、自宅の本棚の中村健一氏の本を読み返す。

中村氏は、授業もお笑いと同じように「フリ」「オチ」「フォロー」からなると言う。

例えば、「写真を見て気づいたことを箇条書きにしなさい。」という「フリ」をした後、一生懸命に考える取り組む子どもが「オチ」担当、それをほめるのが「フォロー」であるということだ。

発問や指示・説明等を「フリ」と考えるならば、これまで教師は「フリ」の研究に力を入れてきた。その「フリ」によって子どもたちは、思考したり活動したりすることになる。【学級担任に絶対必要なフォローの技術より】

しかし、全員参加の授業を考えたとき、「フリ」だけでは、思考できない、活動できない子どもたちもいるへの対応も考えなければならない。               その子どもたちに必要に1つが「フォロー」である。

思考しない、できない、活動しない、できない原因を考え、子どもの気持ちに寄り添った「フォロー」をする。「フォロー」することで理解の促進だけではなく、学習意欲も引き出すことができるだろう。

「フォロー」は対応の技術である。                          しかし、この技術を身に付けるのは、結構大変なことである。         「フォロー」の技術を身に付けるには、「子どもを見る目」と「意図的な経験の積み重ね」が必要になってくると考える。

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