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裸の王様になっていないか?

講義をする、授業研究会や会議等で司会する、説明会で説明する、パネルディスカッションでファシリテーターをするなど、年齢と経験を重ねていくと、人前で話したり、司会したりすることが多くなる。

自分の話や司会の仕方がどうであったか気にはなるものの、自らフィードバックを求めていかないと、他人の本音をなかなか聞くことはできない。素直に教えをこう姿勢があって現状維持の状態。フィードバックを少しでも生かすことができて、少しの成長があると考える。

しかし、年齢を重ねれば重ねるほど、周りの人は本音を言わなくなる。いや、その人の立場を考え、言いづらくなってくるのであろう。

だから、ある程度の立場になると、「今日の司会、よかったですよー」などの社交辞令も、いつの間にか真に受けるようになってしまう恐れがある。

年齢と経験を重ね、ある程度の立場になってからこそ、若い頃より、自らフィードバックを求める姿勢が必要になってくるのである。そのためには、
○本音を言ってくれる人を探す・つくる   〇 本音が言える環境をつくる
ことが大切だ。

自分の周りに本音を言ってくれる人がいれば、自らフィードバックを求めて話を聞く。そのような人がいなければ「改善点をあえて3つあげるとしたら、どこになる?」などと問うて意見を聞くようにする。

いつの何か、裸の王様に向かっていかないように、自らフィードバックを求める姿勢を持ち続けたい。

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