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AI時代だからこそ『フワッと、ふらっと、相談スキル』

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AIやロボットは、人間同士のリアルな触れ合いの全てを代替することは難しいでしょう。AI全盛時代でも、残る人の仕事はカウンセリングのような人間同士が直に触れ合う仕事だと言われていま…
AI時代だからこそ身につけたい相談技法、カウンセリングの理論とスキルをご紹介するマガジンです。
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 相談技法のスタンダード。円滑なコミュニケーションツールとしても使える。『フラッと、ふわっと、ロジャースのクライエント中心療法』

『フラッと、ふわっと、ロジャースのクライエント中心療法』 1. 自己概念と有機的体験   クライエント中心療法は、カウンセリングスタイルや相談技法のスタンダードともいえる、現象学的自己理論に基づく心理療法です。  自分自身が思っている自分像のことを「自己概念」といい、実際の出来事に対する主観的現実のことを「有機的体験」といいます。  例えば、私は怖がりであると自分で思っていれば、これが「自己概念」となり、そして実際にお化け屋敷にいって恐がっている自分を主観的に感じれば

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人と触れ合う全ての職業人が身につけたい相談技法『フワッと、ふらっと、マイクロカウンセリング』

『フワッと、ふらっと、マイクロカウンセリング』 1. はじめに  ロジャースのクライエント(来談者)中心療法をはじめとする様々なカウンセリングに共通してみられる具体的技法を、 マイクロ技法として整理分類したカウンセリングのメタモデル、統合カウンセリングが、 アイビィと彼の共同研究者達が開発したマイクロカウンセリング技法です。 (マイクロカウンセリング技法の背景にある理論的側面のひとつともいえる、クライエント(来談者)中心療法については以下をご参照ください)  マイ

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