シニア犬の寒さ対策
12月になり、本格的に冬の寒さを
感じるようになりましたね。
わんちゃんもシニアになると、
寒さに弱くなってきます。
痩せて脂肪が落ちると
熱も蓄えにくくなり、
体温調節機能が
年齢とともに衰えてくること
などが原因としてあります。
体が冷えてしまうと、以下のような
ことが起こります。
・免疫力が落ちる
・持病が悪化
・胃腸の働きが弱くなる
・水を飲む量が減り脱水気味に
そのためにも、
体を冷やさないように
する工夫や注意が必要です。
今回は、寒い冬でも
体を暖かく保つための
方法をご紹介します。
1、室内を適切な温度・湿度に
エアコン・ヒーターで室内は
23〜26度、湿度50〜60%
を目安に調整しましょう。
室内が暖かくても
床に近いところは
冷えていることがあるので、
床付近の温度を暖かく保つように
しましょう。
2、運動をする
体を動かすことで
筋肉が熱を生み出します。
寒いからといって、
お散歩も行かずに
体を動かさずにいると
体も冷えやすくなります。
お散歩は暖かい時間帯を
選び行くようにしましょう。
また、室内と外の
温度差が大きい場合は
急に寒いお外に行くのではなく
徐々に寒さを感じられるように
体を慣らしてから
お散歩に行くのも
大切です。
3、マッサージ
お散歩に行くのが
難しい子もいるので、
そんな子には、マッサージの
習慣を取り入れましょう。
マッサージをすることで
体の血行が良くなり、
体が暖まりやすくなります。
簡単なマッサージの方法で
頭から首、背中、腰、尻尾まで
優しく手のひらで
ゆっくりとなぞってあげる
だけでも体の血行促進になります。
(また、マッサージについては
別の記事で詳しく解説しますね。)
また、ブラッシングも
血行を良くするために
効果ありなので、
日々の習慣でも取り入れていことを
オススメします。
4、お洋服
冷えから体を守るために
寒い日にお散歩に
行く際は着せておいて
あげると良いでしょう
また、温めてあげると良い
場所として、
・足先
・お腹
・腰の部分
このような場所を意識
してあげるといいので、
靴下を履かせてあげるのも
冷え対策として有効です。
また、お腹や腰の部分、
特に腎臓がある背中の
中央から後ろの部分を
温めてあげることも大切です。
いかがでしたか?
まずは愛犬の過ごしている環境を
見直して、温度湿度を
チェックするところから
始めてみましょう。