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【日常】親を超えたと思う瞬間と超えれない実感

親を超えたと思う瞬間

今日は週1日の両親とのルーティンの日
実家へ行って父との昼ご飯→母の入院先への荷物持参
昨晩父から「明日は少し早めに来てほしい」とラインがあった
何だろう?good案件か、bad案件か?
父から言われるとドッキっとする
幼少の頃から、改まって呼ばれるときには「深刻」「真剣」な話が多いから

・父の案件
「早く来てほしい」と言われても
日々のルーティンのウォーキングを諦め到着時間を1時間短縮
これが限度

要件はスマホの操作
ちょっと拍子抜け
だが、逆に安心した
「相続」とか「介護」とかの話ならどうしようと思っていた

スマホの操作といっても、私のITスキルは決して高くない
機種も違う
さて対応できるか
・今月スマホの使用代金の請求が高額
・カープファンクラブの登録方法
・QRコードの読み取り方
ALL解決
良かったこのレベルで

・母の案件
続いて母の病院へ
父の自分勝手な行動に振り回され、戸惑う周囲の人を気遣う癒やしの人
一番振り回されているのは母自身なのに
笑顔で明るく前向き

母へのお届け物の確認を終えた後
「教えてほしいことがある」と言う
こちらもスマホの操作
電話の音声案内の時「〇〇の方は1を、、、」
というアナウンスが流れるが
スマホから電話した場合、どこに番号表示されるのか
なるほど
固定電話ならナンバーボタンは個体として存在
スマホから電話かけてしまうと画面にナンバーボタンは表示されない
これもサクッと解決

・所感
親世代にはなかった、技術やサービスについては教えることが増えた
体力的にも気力的にも私が子どもの頃に比べると弱っているため、頼られることが増えた。
「老化」なので当たり前のことなのだが、子が親に手助けすることが増える
それはある意味、超えたことになるのだろう。

親を超えられない実感

・父の場合
母が入院してから2ヶ月半になる
今まで家事はすべて母まかせ(昭和一桁時代あるある)
歩いて行ける距離にコンビニはない田舎暮らし
92歳になって、今までやっていた畑仕事に加え
一日3食の食事づくりに洗濯、掃除
それを誰にも頼らずやってやろうという気力

・母の場合
股関節を骨折して最初は医師から
「寝たきりになるか、車椅子になるか、自立歩行できるか何とも言えない、本人の頑張りによる」というお言葉
ベッドに横たわる母を見て、この人は復活すると直感した
そして2ヶ月半
帰り際、ちょうどリハビリの時間になり、理学療法士の人がお迎えに来た
「歩く姿をご覧になりますか」と声をかけていただき見ることに
歩行器を持ってきてくださった
リハビリ室まで歩く母の姿
見たかった姿

医師も看護師も理学療法士も母の頑張りを絶賛してくれる
それはステージごとに母自身が気持ちを切り替えるからだ
前向きに前向きに
検査結果を聞く都度、自分へのハードルを下げクリアしていき次のステップへ進む
90歳で自分の気持を気丈にコントロールする

・所感
90歳を超えて
新しいことにチャレンジする
諦めずに自分の気持を前向きにコントロールする

今、がんと向き合あう自分にできているか
二人の域には達してない

よくよく考えると超える必要もない
超えられなくてもいいが
近づきたい
そのためにも日々修行
小さい目標を一つずつクリアする
ステージをクリアしステップアップしていく
まるでハードルを一台一台飛び越えていくように





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