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「営業」ってどんな仕事?【就活】

今就活中の大学生の皆さんは、まだ営業の仕事を経験したことのない方が多いのではないかと思います。

営業をやっておけば後からでも潰しが効くとか、市場価値が高くなるとかよく聞きますけど、その表面的な情報だけで安易に「俺は絶対営業をやる!」と決めてしまうのは、危険かもしれません。

どういうことか、安易に営業職を志望してしまった社会人2年目が解説させていただきます。

営業は会社の存続を背負う

営業とはつまり、仕事をとってくる仕事です。

資本主義社会の中で、どの会社も何らかの仕事をして利益を上げなければなりません。

ただ営業が仕事を取れなければ、会社は利益を上げることができない。

人力の営業に頼らないような会社、例えばマーケティングに力を入れていて、黙っていてもモノやサービスが売れるような会社であればその限りではないかもしれません。

ただ、日本企業の多くはまだまだ利益を人力営業のみに頼っていますし、人力営業でしか仕事を取ってこられない業界もあります。

その意味で、会社の存続は営業にかかっていると言えます。


バチバチに詰められる

さて、会社の存続を背負った営業が、仕事を取ってこないと会社は困るわけです。

従業員に対してお金を払うこともできなくなってしまいます。

だから、営業は仕事をとれないと基本バチバチに詰められます

勿論、会社のカルチャーにもよるでしょうが、日本社会において詰めるカルチャーはまだまだ健在です。

営業に一番大事なのはストレス耐性じゃないか、ってくらい。

だから、「自分はメンタル弱いな」って思っている人ほど、会社と自分をよく理解しないままで、営業の道に安易に進まない方が良いと思います。

ちなみに私はクソ雑魚豆腐メンタルなので、めっちゃきついです(他の人が怒られてるのを見ていても辛くてストレス溜まるぐらいですから…)。

最近バグってメンタル強くなってきたかもしれない?と思いますが、まぁ、わざわざ自分の合わない環境に身を置く必要はありませんし、時間がもったいないと思います。私はメンタルを鍛えるための期間とでも思って耐えてますが…

メンタルが弱くて、強く言われたり詰められたりすることが苦手な人には、基本、営業職を選んでしまうと後々自分がキツくなるだけだな、、と思います。


事務作業が多いケースも

業界や会社によりけり、ではありますが営業が多くの事務作業を担わなければならないケースも多いです。

会社によっては慢性的な人手不足で、本来事務方の仕事であっても営業がやらなければなりません。その業務に時間を取られて営業に出られないということも(本末転倒ですが)。

それでいて上からのプレッシャーは変わらないので、「なんで行かないの?」「こんなんじゃ次の仕事とれねえぞ」と激詰めされます。

これが社会の不条理であり、理不尽であり、人間の醜さだなと思わざるを得ません。


最後に

良いことを書かず、申し訳ありませんでした。
営業の仕事はやりがいもあるし、成長できるすごい仕事です。
ただ、「営業=かっこいい、やりがい」のようなイメージだけを持っていた方はイメージが変わったのではないかと。
この記事に目を通していただいて、「俺/私は営業向いてないな」と思った方は、もう一度自分と向き合う時間をゆっくりとってほしいと思います。
それでも、営業を選ぶ!というそのプロセスが大事です。
数多ある企業・自分が就くかもしれない仕事はどんな仕事なのか、きれいごとを抜きにして、知ってみるのも大切です。

就活生の皆さんに言いたいのは、

興味持ったら全部やってみる、面接受けてみる。
それで失うものは何もない。
受かった中から吟味して、人生を決めればいいんです。
逆にそれをやらなければ、本当に失います。
あなたの輝かしいこれからの人生

それではまた!

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