コンビニ人間
この題名に聞き覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
2016年に芥川賞受賞された村田沙耶香さんが著者されたものです。
私がこの本と出会ったのは高校1年生の時です。その当時私にとってはまだ難しいと感じていましたが、本日読んでみるとなんかちょっとだけではありますが、自分としての意見・感想を持つことが出来たと思います。
コンビニ人間読んだことない方に簡単なあらすじを
自分で説明すると主観がはいりすぎちゃうのでAmazonさまさまから引用させていただきました。
恵子は、私にとって第2の自分のような気がします。世の中の普通というものに対し、純粋に疑問というか理解ができていない。
なんで就職して働いてればいいのか、なぜ結婚してたらいいのか、子どもがいたらいいのか、
恵子にとってコンビニという場でコンビニ定員として生きている時は挨拶の仕方接客の仕方、マニュアルがあるから社会の一員として動けているが、その外に出てしまった時マニュアルのない世界に行った時の世の中の大人数が考える「ふつう」がわかんない。
ふつうってなんでしょうね。
私自身も結局この普通という自分の価値観があってその普通にはずれている人に対して異物感、除外すべき存在だと思っているのかもしれませんがどこか一方でこれが本当に普通なのかとも。
特に現代は「多様性」という言葉に対する気持ちと似ている気がします。
様々な性的マイノリティ(言葉が適切でなかったら申し訳ないです)のことに対し名前がついてきた。名前がついたらその事に対しての定義が必要になると思います。その定義に当てはまる方もいれば当てはまらない方もいます。そのはぐれてしまった人に対してまた名前をつけたりと…
人は不思議なものや理解できないもの、名前がつけれないもの、自分の支配下におけないもの(これだけでは無いけど)に恐怖感を抱くと思う。
本来の多様性って受け入れる、その人自身を包み込むような姿勢があればいいと思うんです。理解することと受け入れることは違う。
コンビニ人間である恵子は少しマイノリティな考え方の持ち主かもしれない。でも世の中の普通ははたして普通なのか?と
じゃあ世の中にとってのふつうだからいいのか?っても思います。自分の周りの異なるコミュニティの社会でも思われているふつうって少し違うなと感じることがあります。
ふつうって難しいですね。
恐らく社会に出て、歳を重ねるともっと感じるんだろうなあ
今でもおじいちゃんとかに会うと
「彼氏はおるとね!!?結婚するとね!!?」と言われます。「私まだ22歳やし、自分が主語の人生をまだ送りたい」と言うとおじいちゃんの頭の上に???が笑
異物の考え方なんでしょう。おじいちゃんにとって私が。でも私も25歳とかなったら焦ってそうなのが想像できます。今でさえ少し結婚フィーバーが1個うえの先輩にきているのに、、、
それはさておき色んな人と出会ってその人自身を受け入れられる人になりたいです。
皆さま長すぎる文章を読んでいただきありがとうございます。
ではおやすみなさい
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